友人と話す「教育現場の働き方改革」
最近、元小学校の教師をしていた友人と話す機会があり、
学校の休校の話題になる事も多いと思うのですが、
今回の件をきっかけに教育現場の働き方も見直す流れを作る必要を感じました。
友人とこちらの記事を見て話していたのですが、
教師時代、普段の業務量に無理があると感じていたようです。
友人曰く、そもそも教師一人が抱える仕事量はあまりに多く、勤務時間に処理する事が困難で
・充分な授業の準備
・学級便りや連絡帳、懇談、家庭訪問など、保護者への日々の連絡を密にすること
・休み時間に子どもたちと遊ぶ時間を持つこと
を主にやりたかったようですが
『それ以外の丸つけ、会議、校務分掌、研修のための出張、教室の整備などの雑務も時間を圧迫し、仕事の持ち帰りや土日の出勤は当たり前のものになっていた』
という事で、大事にしたいと思っていた事が疎かになっていってしまい、
体を壊して休職、退職することになりました。
私もこの話をしていて一人あたりの業務を減らす良い機会で、
結局、それが回り回って子どもたちのためにもなっていくのではないか、と改めて思いました。
記事にあるように、
業務が最小化され考える余裕がある今だからこそ
学校が本来何をやるべきかを考え、働き方を見直す
管理職だけでなく現場の教師も一緒になってやるべきことを
優先順位を見極めながら進めることが大事なのではないかと思います。
編集後記
友人との対話の最後は
「民間が変わろうとしている今、管理職が“楽だから”などの理由で従来通りのやり方にしがみついていると、教育のフィールドだけ異質なガラパゴスになっていってしまうかもね。
痛みを伴っても、今こそ変えるべきなのではないかな?」
というオチで話が終わりました。
今後もこのような話ができれば良いと思っています!
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