テレワークで「サボった結果」どうだったか?

さて

数字から見えるテレワークのターニングポイント

内では、

「今後もテレワークを続けたいかどうか?」

という数字を使って今後のテレワークの課題について触れましたが、
今回は別の数字を持ってきました。

「テレワーク中にサボった経験」5割に迫る

という事で、これはしらべぇ編集部が全国10〜60代のテレワーク経験がある男女323名を対象に「在宅勤務について」の調査を実施したデータだそうで、

「テレワーク中についサボってしまうことがある」と答えた人は、46.4%だった。

となっています。

好きな音楽を聞きながら、仕事をこなしていた人やベッドの中で仕事をしていた人、さらには昼寝までした人もいるとの事です。

このデータや表面だけ見ると

「ああ、テレワークは失敗だな」

という感想を抱く方もいるかも知れませんが、
ただ、その内容を見てみると、、、

「やるべきことはあるので、完全にサボることはなかった。ただ好きな音楽を流すなど、会社ではできない働き方ができたのは大きい」(20代・男性)

「ものすごくだるい日には、ベッドの中でノートパソコンを抱えて仕事をしていた。さすがにこれを続けると、ダメな人になってしまうと思った」(30代・男性)

「テレワークがいいのは、自分のペースで仕事をしても文句を言われる環境にないことだと思う。僕は昼過ぎまで働いて、一度昼寝を入れるようにしていた。
そこから夕方に起きて仕事の続きをすると、ものすごくはかどることがわかった。ただ会社で同じことをすれば、サボっているとしか言われないのがつらいところ」(30代・男性)

などと

「ただ単にサボっただけ」

ではなく

「サボった結果、どうだったか?」

まで声が拾われてるのがポイントです。

私はテレワークの際、

「仕事と仕事の間にほとんどの確率で昼寝をする」

ということを認めてもらっています。

理由はその方が効率が良いからです。
(精神障がいの特性上、長時間労働が難しいため合理的配慮をしてもらっているという事もあります。)

また、私が思うことは、テレワークでなくとも

「会社内でもサボってる人、意外といませんか?」

という事です^_^;

例えば

・社内のPCでYouTubeを見る
・休憩時間でないのにタバコを吸いに行く
・外回りで休憩を多めにとる

などなど、場所を変えても同じような事があると思います。
(これらが良いとか悪いとかは別として)

どこまでが「サボり」の定義なのかは難しいところですが、
結果的に効率が良くなり、仕事が捗るのであれば、必要な事だとも考えられなくはありません。

「個人にあった働き方」が注目される中、自身で働きやすいスタイルを見つける事も大事なのかも知れません。

「サボり」の定義、あなたはどう考えますか?(^^)

編集後記

管理職の方は、部下がサボっていないかの心配をするよりも、
「連絡や報告の頻度や内容がしっかりできているか」
を重視して見ていくスタイルの方が良い場合もあるかもしれませんね!

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