「男の子だから」進路について制約や推奨を受けた割合が高い -男女共同参画白書【Woomaxブログ】

男女共同参画白書で、
「性別を理由に、勉強や進路、将来について
親や家族から制約や推奨を受けたことがある」割合が
女性より男性のほうが多いことがわかりました。

「男の子だから」「女の子だから」という理由で
家族から特定の勉強の内容や進路先を勧められたり
限定された経験があるということです。

勉強、進学、職業選択の中では特に「勉強」についての男女差が大きいそうです。

女性は20代で17.6%%、年代を追うごとに割合は増加し
50代で25.6%となっています。

男性は、最も高い割合なのが20代で32.8%、
最も少ない割合でも40代の28.4%で、
女性の最高値よりも男性の最低値のほうが割合が上回っています。

この調査だけではわかりませんが、
女性のほうが割合が少ないのは、
「女性らしさ」が求められるのは勉強や進路先ではなく、
振る舞いや言動についての傾向が高いからかもしれません。

ただ調査結果から確実に言えるのは、
男性に対して「男性らしさ」を求める傾向が
依然として変わらないということです。

女性だけにジェンダーに関する許容や自由度が高まったとしても、
男性やほかのジェンダーに対するそれが伴わなければ
役割や負担が増えることにも繋がりかねません。

改めて全体でジェンダー規範について考えていきたい結果ですね。

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