男性育休に纏わりつくアンコンシャス・バイアス

6月3日に育児・介護休業法の改正法が
衆議院本会議で可決されました。

これには
男性の育児休業取得を促進する制度が盛り込まれています。

主な変更点は
・大企業は、取得率の公表が義務化
・企業側から対象社員に取得意思の確認が義務化
・分割取得が可能
などです。

ここでは詳細は省略しますが、
日経新聞によれば、子どもを持つ男女を対象にした調査では
男性の育休取得を促進するためには

・否定的な上司や同僚の意識改革
・キャリアに不利にならない安心感

など風土改革が強く求められています。

つまり根本的に阻害しているのは、例えば
「育児は女性がするもの(男性は仕事をすべき)」
という性別役割分業意識や
「仕事には時間をかけるべき(休むなんて無責任)」
のような長時間労働主義などの
アンコンシャス・バイアス
(無意識の偏見)と言われています。

そこで本日は
吉田松陰の言葉をご紹介します。

価値観は人それぞれに持っているもの。
自分の価値観を物差しにせず、
お互いが共有する目的やゴールに照らし合わせれば
何が必要なのか判断しやすくなるでしょう。

アンコンシャス・バイアスについては
こちらで組織への影響やその実態を解説しています。
合わせてご覧ください。

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