米GM取締役会の過半数が女性になる意義【Woomaxブログ】

長いGWが終わりましたね。
皆様、英気を養えたでしょうか?

元号は平成から令和へと移りました。
令和元年も気持ち新たに邁進してまいりたいと思います!

GW明け最初のWoomaxブログは、
米ゼネラルモーターズの取締役会で
女性が過半数を超える見込みという話題です。

6月に男性2名の取締役が退任すると見られ、
同社の取締役会の構成は男性5名、女性6人になるそうです。

欧州ではクオータ制などの法整備によって
女性活躍やダイバーシティが着実に促進されていますが
実はアメリカではそこまで進んではいません。

その中で、このGMの先進事例は象徴的なトピックになると言えます。

また、ロイター社のコラムニストTom Buerkle氏の記述(訳し方)が
とても重要です。
「5年前、米自動車大手で初となる女性CEOにメアリー・バーラ氏を任命したことで、
GMはすでにガラスの天井を1枚破っていた。」
と書かれています。

ガラスの天井を破る主語が
“女性社員”ではなく”企業側”に置かれています。

女性活躍を自然に任せていたら― 例えば、適格な女性社員が出てきてくれるのを待っているだけでは
達成されるまでに何十年、何百年もかかると言われています。

GMでも、女性CEOの抜擢を引き金に
取締役会の女性の割合が増え、ついに過半数を超えることになったのではないかと思います。
そして様々な研究で明らかにされている通り、
組織内の視点や思考、アイディアの多様性が増すことで
業績の改善・向上が望めるのだと思います。

同社の今後の発展にも期待したいですね。

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