若手人材と取り組む自社ブランディング【Woomaxブログ】
自社のブランディングを検討する上で
若手人材を巻き込み、人材育成を同時に図る活動が
マツダで行われています。
同社はリーマンショック後、
「ブランド価値経営」を経営方針として掲げました。
人事部門は、自社のブランド価値を生み育てていくことができる「人づくり」を重視し、
社員教育・研修に掛けられる予算が限られている中で
階層別研修プログラムをゼロから見直したそうです。
その中で2016年から始まったのが「マツダ塾」です。
執行役員や本部長らが塾長を務める塾が複数開催されており、
選抜された30代半ば~後半の社員10人ほどが
塾生として各塾に参加。
この塾生たちは、自身が仕切り役となって
更に若手社員たちを対象に「子塾」を開催します。
1年間を掛けてそれぞれの塾で対話を重ね、
自動運転などの技術革新が進み、開発競争が激化している自動車業界で
自社が生き残っていくために
どのような価値を発揮できるかを探ります。
こうしたブランド価値の発掘と、その知見を
社内で蓄積していくことが会社の強みになると考え、
若手人材への門戸が開かれているのですね。
【参考記事】
幹部、若手がブランド議論 「マツダ塾」で人材育成へ/SankeiBiz
「人づくり」の再生/マツダ人事室 事務・技術研修チーム/GLOBIS知見録
※画像はSankeiBizより転載
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