【Woomaxブログ】働きやすさと生産性は両立できるか
働き方改革やダイバーシティを進める上で、
“あらゆる人にとって働きやすい”職場を目指すと
生産性が担保できないのでは、と不安や課題を
感じることもあるかと思います。
成功事例として、
日立製作所の取り組みをご紹介します。
同社はまず「働きやすさ」に関して、
2000年頃から段階的に
女性活躍、ダイバーシティ、ITの活用などを進めてきたそうです。
直近では、「いつでも・どこでも・普段の仕事ができる」よう
オフィス環境の改善、サテライトオフィスの利用や
リモートワークを推進しています。
この取り組みのポイントは、
「場所」を前提としていた視点から「人」を中心に考える視点へと
シフトすることだったそうです。
そして同社でも、以上のような取り組みの結果として
働きやすさが向上すると共に、デメリットも生じたといいます。
24時間働ける環境ゆえに長時間働く人が出てきたり、
会議頻度が増えて、実務時間が取られて効率が低下するなどです。
そうした生産性を引き戻す、または向上させるため、
同社は「自律的な組織・チーム作り」を重視しました。
現場に一定の権限を与え、
ITシステムを活用して業務の自動化・効率化や
創造的業務の生産性アップなど、
自発的なプロセス改善を促したそうです。
こうして「働きやすさ」と「生産性の向上」を両立を模索することが
持続可能で強い組織づくりに繋がっていると見受けました。
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