Woomaxは『地域への貢献』をキーワードに、プロボノ活動を行っています

プロボノとは

社員が仕事で得たスキルを提供して社会貢献を行うことです。もともとは医者や弁護士など、専門スキルを持った人が行う活動を指していました。

被災地で医者や看護師がボランティアとして医療を行うといった活動です。現在、このプロボノが幅広い分野で広がりつつあるのです。

資金が足りず困っているNPOなどに対して、プログラマーが無償でシステム開発を行ったり、コンサルタントが企画書を作成したり、経理のスペシャリストが経理処理を手伝うなどの例があります。ボランティアとの違いは、自分の専門スキルを活かした活動かどうかの違いで、仕事で得たスキルを誰かのために役立てることがポイントです。

社員の喜び

プロボノを行う社員にとって、いろいろなメリットがあります。

  • 自分のビジネス・スキルを使うので、活動しやすいこと
  • 目の前の人から感謝されるので、充実感が得られること
  • 社外の人的ネットワークが広がること
  • 組織から離れて活動することで、自立性が生まれること

仕事では一度も言われたことのなかった「ありがとう」という言葉に、思わず涙が出そうになったという社員もいます。

プロボノ活動で勉強したことを通して、ビジネス・スキルが磨かれたり人間的成長を得ることも可能です。

CSRとの融合

個人的に行うプロボノと、CSR (corporate social responsibility・企業の社会的責任)との融合も模索されています。

企業に対して、商品やサービスの提供や雇用、納税といった企業責任を果たすだけではなく、市民や地域社会に対して、より高い社会貢献を行うべきであるという考えが定着してきています。これまでのCSR活動はコスト面で問題視されがちでした。しかし、これからのCSR活動は、企業イメージの向上や本業へのリターンという戦略的CSRの展開が不可欠になっています。

この戦略的CSRにプロボノも組み込むことで、地域社会への貢献や人材育成などが期待できるのです。

Woomaxのプロボノ

例えば、弊社では『地域への貢献』をキーワードに、プロボノ活動を行っています。

  • 社員のボランティア活動
  • 地域の教育支援

を応援しています。

  • 清掃や地域活動を行う社員への休暇制度
  • ボランティア情報の提供
  • 研修・セミナーの提供

社会貢献って、目に見えない貢献も大切ですが、目に見える(誰かの笑顔が見える)貢献は、貢献した本人を最高に楽しくさせてくれると思います。
誰のためでもなく、自分が楽しく仕事をするためにプロボノをする。
そして、受ける側もさわやかに受け取ることができる。

プロボノやボランティアというと現代風ですが、仏教での「喜捨」(きしゃ:金銭や物品をあげたりして、人の幸せを共に喜ぶ心や平等の心のこと)、イスラム圏での「バクシーシ」(施す側が施すことによって徳をつめるとされ、受ける側はお礼を言わない)、こんな古くからの考え方にも通ずるところがあるように思います。