逃げるは恥だが役に立つ

3年前にも取り上げましたが、今度ドラマ化もするそうで・・・
最近発売の最新7巻を読んだのですが、もはや今は主人公よりも
主人公の叔母、百合ちゃん(53歳・美人・×なし独身・経済的に自立した女性)
・・・が気になるっ。
「人生は勝ち負けではなく味わうもの」
「私は独身で子どももいないけど楽しく暮らしている」
「結婚しないと、子供がいないと〝不幸”っていう強迫観念から若い子を救ってあげたいなって・・・」

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これに限らず、多様性の時代になったとはいえ、一つのある価値観が社会で確立している場合
それと違う自分で〝在る”ということは時々しんどくなることが多い。
気持ちが基軸の女性脳は“在ること”を「認めてもらいたい」というよりは、
“在ること”に対して自分が「どう思っているか」「どう感じているのか」気持ちを「理解されたい」が故に、その“しんどさ”に拍車がかかるのではないかと思う。
このマンガの救いは、「そんなこと言わないで」という風見さん(20代・イケメン・クール・仕事出来る系)

後日「(そんなこと言わないで、とは)あれはどういう意味なの?」という百合ちゃんの問い。
自分の内面にアクセスしてコトではなく気持ちを言語化してくれる風見さん。
やはり、20代男性ならば成長プロセスに拠って
気持ちを交わすコミュニケーションご出来るのもリアルかも。
 
百合ちゃんは“社会に出れば7人どころじゃない敵を相手にしてきた世代”
社会で「自分の気持ち」を前面に出したらフルボッコされて今に至るから、気持ちを交わせる人が近くにいるのはなんか、安心するだろうなあ〜。
さて、実写化する時はどんなキャスティングになるのかなー。楽しみです。