そして父になる

昨日の日経新聞夕刊の一面は国が共働き支援の一環として
イクメン育成に本腰を入れるという記事、ご覧になりましたか?

記事によると、


育休や時短制度を「利用したい」と答える男性は4割近くに達している。
しかし、実際に利用している割合は2%に満たない。


そんな現状打破のために、政府が掲げる施策は大きく分けて3つ。

1)育児経験のある自治体職員を職場や地域で活動する相談員として養
2)男女共同参画啓発のために各都道府県にてセミナーの実施
3)企業間で取組の情報交換・共有できるサイトの立ち上げ


女性に組織でステップアップすることの魅力を広める活動と共に
男性に家庭参加することの魅力を広める活動も不可欠ですね。

話は少し変わって、タイトルの「そして、父になる

第66回カンヌ国際映画祭にて審査員賞を受賞するなど、
海外でも高い評価を得ている映画です。
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どのように「そして母になる」のかは自分で経験しているのですが
「父になる」にはどのような道程があるのか興味があったので、
9月28日映画公開前に小説版の文庫を読破してしまいました。
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福山雅治演じる主人公エリートサラリーマン良多の、
人から羨望されるキャリアとライフが、息子取違え発覚後、
変容していく道程は、仕事で埋め尽くされた男性脳が
「そして父になる」までの葛藤がリアルに描かれています。

を読んだ後、映画を見た後にも、きっと読んだ人、見た人同士で
いろいろ意見を交わしたくなるだろうな~~と感じました。

私は、2家族とも「このままでよいのでは?」という逡巡があったときに
「これまでの6年間よりも、血」というような考えを

福山さん演じる良多から発せられた時の
真木よう子さん演じるゆかりのスタンスに共感しました~。


映画も、観に行こうと思います