決める力

「女性管理職、女性リーダーに一番、必要な力はなんでしょうか?」

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といった質問をよくいただくことがあります。

誰にでも「一番はこれですよ!」と言い切れることはできませんが
私が個人的に、リーダーに必要だ、大切だ、と思うチカラは
「決める力」「決断力」だと思っています。

たとえば、「あまり、リーダーになりたくない」という発言は、
「こうしたほうが良い」
「こういうモノ(サービス)を作りたい」
「こういうことを実現したい」
という、自分の意見を、
本人的には不条理に上司に却下されるという経験値があまり多くない人にみられることが多いです。

「こうしたほうが良い」
「こういうモノ(サービス)を作りたい」
「こういうことを実現したい」
という自らの意見(欲求)は、それが産み出される前に、
自分の中の指標(価値観)に照らし合わせて何らかの「決断」をしています。

自分に決定権がない立場では、

自分がせっかく「良いと決断したこと」を採択されないことが多い。
だから、自分が決めたことを形にするために、ステップアップしたい!

と思うのが、自然の摂理。

組織で
「こうしたほうが良い、等というような欲求がない。」「今のままでよい。」

というのは他者が考えたスキームでよいということ。

「人の意見をよく聞く」とも言えるでしょうが、
それは、
自分では何も決めず、他者が決めたこと、他者に1回判断をさせてから、
その決断、判断を「批評」して取捨選択を繰り返す人生
・・・とも言えないでしょうか?

組織で管理職を育てたいと思うならば
若いうちから「自分の決めたことをいかに形にさせるか」が大事だと思います。

決める力を養うには、人生は決断と選択の連続だとまず認識してもらうことが大事。

たとえば、朝、起きて飲む飲み物はコーヒーなのか水なのかも決断と選択。

カフェインは血圧を上昇させ、目覚めを良くすることはメリット。
しかし、空っぽの胃には負担がかかるというデメリット。
さて、どうする?

すべては、意識せずとも何らかの指標を基に
人は、決断して、選択して、行動しているということ。

「そんなことイチイチ考えないで生きてますが・・・。」という人もありましょう。
しかし、考えずとも、潜在意識の中で判断してるのです。

たとえば、
コーヒー(水)が好きだから
コーヒー(水)を飲むのが習慣だから →これが「習慣には疑問を持たずに行動する」という選択

毎日、自分で決断しながら生きると他責思考ではなくなります。
自責を意識する人はおのずと管理職、リーダーになっていきますね。

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酷暑が続きますが、みなさま、どうぞ、ご自愛くださいませ

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