伝統か、革新か
成功事例を踏襲するか、
旬でイノベイティブな事に挑戦するか。
今日は、仕事には付き物であろう
こんなテーマでお送りします。
先日、音楽番組『関ジャム』を見ていました。
その回は、数々の名曲を世に送り出してきた
作曲家・編曲家・音楽プロデューサーの
武部聡志さんと
新進気鋭のソングライター・音楽プロデューサーである
Yaffleさんが出演していました。
Yaffleさんが
「コードが過大評価されていると思う」と
音楽界の歴史に切り込むような話を
説得力を持って展開した後、
武部さんが言ったのが本日の言葉です。
![](https://woomax.net/wp-content/uploads/2021/04/a21fca4d661ad758c5f3e9796e6499ac.jpg)
前置きとして
Yaffleさんの音楽性や才能、
その思考や手法が現代的であることを
認めた上で
「それでも自分はコードの持つ力を信じたい」
と確信を持った様子で
静かに熱弁されていました。
Yaffle氏はイノベイティブな音楽を切り拓こうとしており
武部氏はこれまでたくさんの人の心を動かしてきた
音楽を後世に残そうとしているのだと
僭越ながら感じました。
良い悪い正解不正解などあるはずもなく、
両者はそれぞれの役割を発揮しているし、
その手法や信念について
堂々と主張している姿はとても素敵でした。
それはお二方とも“聴き手”を
最優先に考えているからのようにも感じました。
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