精神障がいから考える「働き方と生き甲斐」

私にはSNSで繋がっている精神障がいの仲間が多くいます。

その中でも働き方や過ごし方に「多様性」があり、

・障がいを公表しないで働いている人
・障がいを公表して障がい者枠で就労している人
・A型・B型作業所通所している人
・就労移行支援を利用している人
・引きこもりの人

など、さまざまな人がいます。

そして、どの働き方・過ごし方の中からでも

「働きたくない」

という声が聞こえてきます。

朝のSNSの投稿が、みんなの

「行きたくない」

で埋まっている事もしばしばあります。

私の周りで精神障がい(精神疾患)を抱えていて働いていない人が

「頑張ってパートして月に10万円くらいにしかならないのなら、働かないで障害年金をもらって寝ていたい」

とリアルに発言するのを耳にしたことがあります。
確かに、彼は、それでなんとか生活できる人なのだと思います。

しかし、そういうスタンスの人が雪だるま式に増えたら社会福祉は破綻します。
社会なんて知らないというなら、自分に視点を移してもらってもいいのですが
それでは、本人の疾患が良くならないと思うのです。

自分自身の経験を振り返ってみると
動き出すために重要だったのは

“生き甲斐”

でした。

私にとって「働く」という事は

『自分が世間から必要とされている』

という、生き甲斐の一つを実感できることであります。

 

自分の価値や、世間から必要とされているかどうかは、どうしても
「お金で測ってしまう」事もあると思います。
しかし、仕事の報酬は、お金がもらえること以外でもあるのです。

私の場合は“必要とされることという喜び”を感じる事が大事でした。

収入だけ見ると、頑張っている割に少ないと思って気持ちが塞ぐこともあるかもしれませんが、
“就労”という形で社会とつながることによって
できないことができるようになったというような<成長>が報酬になることもある。

もし、あなたの家族、友人、元同僚などに精神障がいを抱えて
「働きたくない」と悩んでいたら

“居場所や生き甲斐”

を見つける手伝いを、少しで良いのでしてみて下さい。
何が本当に本人にとって「よろこび」なのか興味をもって聴くだけでもいいかもしれません。

今回は私の周りを例に出しましたが、居場所や生き甲斐は障がいの有無に関わらず
最終的には自分自身で作っていくものだと思います。

個人的には、より多くの人に収入(お金)以外の“働き甲斐”や“生き甲斐”を見つけて欲しいと思っています!

編集後記

私は、初めて双極性障がいと診断されてから半年間は寝込んでいましたが、自然と働く意欲が湧いてきました。
お金を得る事はもちろんですが

「必要とされたい」

という気持ちが強かった事を思い出しました(^^)

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