週休増加制度について改めて考えてみる

週休増加制度が注目

先月、こちらの記事でSMBC日興証券が

「週休3~4日制を導入する」

ことを取り上げましたが、やはり注目を集めているようです。

「週休4日制」で介護離職防げ SMBC日興の決断に期待と不安 

という記事が目に入ったため再度深掘りしてみようと思います。

時短ではなく休日を増やす理由

「介護は時短では間に合わない」

という事が制度導入の背景であると、清水喜彦社長は説明しています。

病院は平日しか対応していない事もあり

「もう1日休めれば介護ができる」

という声が届いていたとの事です。

昨日、私は持病である双極性障がいのため、精神科を受診してきました。

私の通院の場合

移動 1時間
待ち時間 1時間
診察 10分
会計待ち 1時間
薬待ち 1時間
移動 1時間

という流れで、約5時間かかりました。

毎回これとほぼ同じです。

介護の場合とは詳細が異なると思いますが、やはりこの日に働く事は少し難しい内容になります。

時短勤務になる前(障がいである事を明かさずに勤務していた以前の企業で勤務していた時)は週5日フルタイムで働いていたため、
2日間の休みのうち、1日は通院に費やしていました。

そのため、1日は休んだ気になれず

「実質週休1日」

のようなイメージでした。

これだと、症状が改善する事が難しいと今となっては理解できていますし、
持病が無くても身体を壊してしまう可能性があります。

改めてSMBC日興証券の制度の詳細を確認すると

週休3日
・30歳以上が対象
・給料は通常勤務の8割

週休4日
・40歳以上が対象
・給料は通常勤務の6割

※管理職は対象外基本的に期限は設けない

という事で

・木曜から3泊4日で実家に戻り
・木曜と金曜は通院
・土曜は墓参りや買い物に付きそう

といった過ごし方を想定しているようです。

私の場合、出張という勤務形態でしたので

・水曜から2泊3日で実家に戻り
・木曜日に通院
・金曜日の夜にホテルに前泊
・土曜日から水曜日まで勤務

という、まさに

「あと1日あれば余裕ができるのに!」

という内容でした。

休日増加の懸念と不安

ただ、記事内でもあるように

週休3日、4日になると収入は大幅に減る

ことになります。

私は今は「療養に専念」という事で週休4日での勤務ですが、収入面で言うと当時の約半分になっています。
実家に住む事ができていて、結婚もしていないため、生活は成り立っていますが、
生活が成り立たないケースが出てくる事も想定されます。

この辺りも踏まえて、今後どのような対策が講じられるか注目していくと共に、
すでに週休4日の生活をしている私の経験が役立つように意識して生活していきたいと思います。

編集後記

私は今は週休4日ですが、経過次第では逆に

「週休3日」

という事にチャレンジしていく事も考えています!

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