プランドハプンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)に基づく新人研修【Woomaxブログ】
アポロガスという会社をご存知でしょうか。
福島で主にLPガス、灯油、重油の販売を行う従業員約70名の会社です。
同社のユニークな新人研修が
全国から見学に訪れるほど注目を浴びています。
その新人研修とは、
地元のFM局でのラジオDJや番組企画、
会社が主催する「お客様感謝祭」での着ぐるみスタッフ、
地元で開かれるイベントスタッフや
小中学校での講師体験など、多岐に渡っています。
そのどれもが同社の事業や配属先の業務とは全く関係がありません。
あえてこのような研修を行う狙いは、
VUCA時代に活躍できる「変化対応能力」を持つ人材を育成することです。
それぞれの研修として充てられる体験はどれも
新入社員たちにとって未知の領域です。
そんな中で失敗や苦労をしながらも挑戦し、
『自分で考え、行動する』習慣を身に付けてほしいと
同社の会長である篠木雄二さんは考えています。
また篠木さんは「無駄にも見えるような経験」が
後々、人生や仕事に大きな肥やしとなると言います。
これは『プランドハプンスタンスセオリー』、
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によるキャリア理論の
『計画的偶発性理論』にも通じています。
初めて社会に入るこの時期にこそ、
“無駄な経験”をたくさんしてほしいと篠木さんは重視しているそうです。
こんな研修を起点に始まる
彼らのキャリアはどのような景色なのでしょうか。興味深いですね。
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