「新・ダイバーシティ経営企業100選プライム」に選ばれた丸井グループ【Woomaxブログ】

先日、「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれた24社が発表されました。
弊社のお客さまも複数受賞しており、大変嬉しく思います。
また過去の受賞企業を対象に、「ダイバーシティ2.0行動ガイドライン」に基づいて
中長期的な視点でダイバーシティ経営を推進する企業が選ばれる
「100選プライム」2社も選定されました。

その1社である丸井グループの取り組みに注目しました。

同社では2013年から、12社のグループ間で異動する「職種変更」を行っています。
社員がさまざまな持ち場で仕事を経験することで、
「革新する力」を身につけてもらうことが目的です。
また、ダイバーシティにも繋がっています。

この取り組みが始まったきっかけは、
バブル崩壊後の停滞期にビジネス転換を始めたところ、
売り場によって、すぐに変化が起きたところと
なかなか変化しないところが出てきたそうです。

「なぜ?なぜ?」と考えていくと、
変化しない売り場は同社が強みとしてきた売り場でもあり
販売員も10~20年「この道一筋」のベテランが務めていました。
一方、すぐに変化した売り場は新入社員の登竜門で、
販売員の入れ替わりも多いところでした。

これを機に、職種変更の仕組みを始め、
イノベーションが起こりやすい組織づくりを行ったそうです。

職種変更により、さまざまな社員が交流することで
個人個人の「知と知の組み合わせ」が起きます。
社員ひとりひとりにも、いろいろな職場を担当することで
あらゆる経験から培われていきます。
また、「お客さまがどう考えるか」を会社全体で重視しているため、
他者に対する想像力や受容性が高められるのだそうです。

こうしたダイバーシティを大切にし、
同社では多様性を「個人の中」「男女」「年代」の
3つを柱として、推進しています。

「職種変更」での異動率は2013年からの累計で43%、
アンケートでは、「異動後に成長を実感した」と答えた人が86%にも上っています。

そのほか、今回の選定において特に評価された取り組みなどは
こちらで紹介されています。

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