企業を超えたコミュニティ活動【Woomaxブログ】
大手IT企業間で、女性IT技術者のキャリアを考えるための
コミュニティ活動が行われています。
参画しているのは、
日本IBM、日本ユニシス、リコーITソリューションズ、
NECソリューションイノベータ、NTTデータ、SCSKの6社。(順不同)
2013年度から「WITTy(ウィッティ))」という呼称で
活動が続いています。
会社の壁、それも競合にあたる組織同士ですが
むしろ”同じ課題を抱える理解者でもある”ことが利点となり、
同業界・同業種で働く仲間として
ネットワークを築き、
それぞれのキャリアアップを支える機会になっているようです。
活動は、年に一度、30歳前後の女性社員30人程度が集まり
30代後半~40代の先輩女性社員をゲストに迎えパネルディスカッションを行ったり
参加者同士でグループディスカッションなどを行っているそうです。
昨年度からは、各社の社長や執行役員などから
活動に参加する女性に激励のビデオメッセージが送られたそうです。
経営層からの後押しは女性たちの大きな励みになるでしょうし、
他社のトップのお話が聞けるのもとても貴重な機会だと思います。
最近ではこのほかにも、
事業開発以外の場面で
企業がコラボする活動が盛んになりつつあるようです。
例えば、こうしたキャリアワークショップの類では
女性社員、若手社員などが
業界内外で繋がりネットワークを築く活動が増えています。
また、とある企業が
採用選考プロセスの一部でコラボし、
商品PR・モニタリングを兼ねたワークショップを
開催したという例も聞きました。
会社の枠組みにとらわれずキャリアやスキルを伸ばすこと、
さらに、他社との違いを知ることで
自社の企業価値を理解し高めていける人材の育成は
“個のチカラ”を組織に活かす鍵となると思います。
※画像は日刊工業新聞より転載
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