相手の論点・自分の論点
本日も石井由香梨先生によるWoomax社内研修
Zoomを使って、名古屋と長野も繋いでディスカッションをしています。
私はお邪魔にならないように、午後は近くのカフェにてテレワーク
思考の癖は人の数だけ多様なものですが、
みなさんは、普段、人と話をするときにAとBどちらのスタンスで会話しますか?
A 人の話を聴いて、自分の今までの経験や意図に照らし合わせて、相違する部分、不明な点に対し、質問して理解を深める。
B 人の話を聴いて、前後の会話や今までの相手とのやり取りから相手の意図を類推し、相手の意図に沿った会話をして理解を深める。
私は、おそらく物心ついた時からBのスタンスなので、「会話ってそういうもんだよね」と思っていたのですが
Aタイプの人も「当たり前に」存在するんだな・・・という発見を致しました。
自分が発信者の場合はAのスタンスでもあまりミスコミュニケーションは起こらない。
しかし、相手が発信者の場合には、相手に論点(伝えたい意図)があると考えられるので、相手の意図を探らず、”自分(の経験)”を照準に、合致か相違かのジャッジをし、相違の場合、相手の論点と自分の論点との違いを是正しようという行動は、論点のズレを生む。
=ミスコミュニケーションに繋がりやすいんだなあとしみじみ思いました。
私の著書でも紹介していますが、
私の基本スタンスは「相手矢印」です。
端的に言えば、人と話をするときに「相手の論点は何か?」をまず考えるスタンスです。
ということは、私が経営するWoomax、Charamaxは「相手矢印のBスタンス」とも言い換えられます。
反対にAスタンスは「自分矢印」です。
端的に言えば、人と話をするときに、「自分はどう思ってるか、どう感じるか」をまず先に出すスタンスです。
これは、WoomaxやCharamaxではなく、Memaxと呼びましょう。
てなわけで、ウチの看板掲げて仕事する人はとりあえず、Woomax/Charamaxであって欲しいと思います。
「多様性の会社の癖に、Memaxは認めないのですか?」
という質問がくるかもしれませんので、先にお答えすると、
世の中には「Memax」というあり方があって良いと思います。当然です。
…が、弊社の中では「ない」です。
小さな小さな「アメリカ行き」の船で、燃料もアメリカ行きの分しかないのに
ええ、なんで「アフリカ」に行かないのですか?と言われているようなものです。
ダイバーシティだからといって何でも有りなわけではありません。
目的地を掲げている船なのだから、目的地に行くことが大事なことなのです。
小さな小さな「アメリカ行き」の船の船長としては
もしも、アフリカ行きたいならシンプルに「アフリカ行き」の船に乗りなはれ
・・・と思います。
しかし、そもそもアメリカかアフリカか自分がどこに行きたいかがわからない
という場合も往々にあるでしょう。
でも、そういう船員がいると、船に乗ったはいいが、進路がよく分からない
よくわからないと上手く漕げない・・・に繋がっていきます。
人生100年、はたらく期間50年の現代では、それも中々由々しきこと。
自分の進路、可能性を確認するためにも
ぜひ、こちらの公開セミナーへ。
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テーマ「人生100年・働く50年時代のキャリア 」
第1部 講演: 株式会社サンリオエンターテイメント取締役 小巻亜矢氏
第2部 ワールドカフェ:ファシリテーター Woomax 佐野愛子
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