内閣府・女性役員情報サイト

国際女性デーである昨日3月8日に内閣府・男女共同参画局「女性役員情報サイト」で
上場企業における女性役員の状況データが更新されました。
2012年から2017年の5年間で、上場企業の女性役員数は約2.4倍以上に増えて
徐々に変わりつつあるとも言えますが、割合でみると、2017年で3.7%というのをどう見るか
・・・というわけで、今回更新されたのはこちら。
上場企業のうち女性役員が1名以上の企業を一覧化した「上場企業における女性役員の状況2018」
yakuin_2018.jpg
私が取締役として末席に名を連ねるアイネットの名前も載っています。
まあ、いきなりたくさん人数や比率が上がればいいってもんじゃないことは確かで
そもそもの母数がいない現在を見てどうのこうの言うよりも、中長期視点で育成を
真剣に考えることが大切だなと感じます。
冒頭にも触れた通り昨日は国際女性デーということで
「女性」をキーワードにする記事が沢山UPされていました。
印象に残ったのはハフポスト紙のDELLの常務執行役員・山田千代子さんのお話
時代背景、育った環境により培われた観念によって結婚後退職したものの
「働くことに向いている人もいる」ということで復職し、
出産・育児を経て24年、様々な岐路を進み、今に至るという中で
ポイントはやはり「上司」だなと。
「やっていないから仕方ない」と思っていたマネジメント評価指標に対し
「なぜ?」の答えが「女性だから」と自分が思っていたという真実。
アンコンシャス・バイアスに気づかさせてくれる上司の存在と、
気づきを得た後、素直に向き合える力のある人が成長し続けられるんだなと
しみじみ思いました。
だからこそ、ダイバーシティの推進は大事なのです。
全く違う視点を持つ人と関わりあいを持たないと中々バイアスの存在に気づけない。
属性のダイバーシティ(女性活躍)は不要と言い切れる
成熟した人格の集まりに組織にすべく、日々受けとめ、目的目標に合わせて対話をし
何が最適なのかを共に考え成長していく組織を作っていきたいと思います。