信頼関係を築く

さて、2017年が始まり、もうすぐ一週間。
予想していた休みボケに嵌ることなく
ありがたいことに、Woomax一同フル回転させていただいております。
さて、今日は研修でお伝えしている信頼関係を築く5ヶ条について
少しお話しいたします。
私がお伝えした5ヶ条の1番目は「約束を守る」でした。
基本、人として「約束を守るのは当然」とみなさま行動されていると思いますが
多様化した価値の中で仕事をする時には、どうしても一旦決めたこと
(相手と約束したこと)と違う方向に転換をしなければならないことも
場合によっては、ままあると思います。
ここにも男性脳・女性脳の差が出ることもあるよ~というご紹介。
 
男性脳的には
「前に○○すると約束したが、△△だから、出来なくなった。すまん。」
と謝ったとしたら“配慮がある誠実な行動をした”と考え、
そのことは、もう“解決済”の引き出しにすぐに格納してしまうことが多い。
しかし、女性脳的にはどうか?というと、
約束したことが反故になったという事実に対し、
今までのプロセスをいきなり方向転換させる必要性について
様々な情報が右脳と左脳がいったりきたりします。
右脳と左脳をつなぐ脳梁が太いからですね。
つまり、「頭ではわかっている」状態「心で納得できない」状態
これは右脳と左脳に情報がいったりきたりしてしまっている状態なのです。
右脳にある情報を「納得・昇華」させるには
本人が意識して自己内対話するというプロセスが必要。
相手が誠実な対応をしている場合、
「それでも、心はなんかモヤモヤするな・・・」という状態を
言葉にしてしまうほどビジネスリテラシーが低い方は少ないと思います。、
だから、飲み込んで相手から求められた「行動」だけは速やかに対応する。
これが良くあるオフィスでの「出来事」
しかし、この出来事の放置は
女性脳に無意識下に響く【ストレス】になります。
組織的には、表面上、滞りなく仕事が進んでいるので問題ないと
判断しがちになりますが、女性部下のコップに一滴が貯まった瞬間でもあります。
信頼というよりまったく逆のものが積み重なってしまう可能性も。
では、どうしたらいいか?
「前に○○すると約束したが、△△だから、出来なくなった。」
 ・・・にもう1フレーズ加えてください。
「君も今回のことは会社に☆☆という想いで取り組んでくれていたよね。
 その気持ちに応えられず、僕も悔しいよ。申し訳ない!」
ポイントは、
「約束守れなくてゴメン」(行動を謝る)ではなく
「君の想いに応えられなくれゴメン」(気持ちに対して思いやりを見せる)です。
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男性脳の皆さんは、ついついやりがちな「行動」そのものに焦点化するだけでなく
【相手の気持ち】に対してどのような言葉かけをするか?を意識してみると
女性脳のみなさんの反応が変わってきますよ。。
これは、プライベートにも活かせると思いますので、ぜひぜひ、実践してみてください。
長くなってしまった。他の4条についてお聴きになりたい方は、
ぜひ、弊社の研修を自組織にて導入くださいませませ
今年もよろしくお願いいたします。