「主」体的に家事・育児をする「夫」が欲しいのだ!

メルマガの編集後記から飛んできてくださった方ありがとうございます。
長くなってしまったのでブログに書いております。
ブログだけ読んでいらっしゃる方にもわかるように以下書いております<(_ _)>
さて、先日、以下の内容の相談を受けました。
ウチの夫の悩みです。2歳のイヤイヤ期真っ盛りの娘がいます。
夫は違う会社ですが同じ業界、同じような年収で同じような職種・働き方です。
会社の仕事はできるようなのに、家庭の仕事はなぜ言われないと出来ないのでしょうか?
こちらが言ってから彼がやったことに対し感謝なんて無理です。
先生の言う「花を持たせて実を取ろう」なんてやってられません!
大体、言われてからやるって仕事じゃ許されないじゃないですか!
やることがわからないなら質問しますよね?しないって何なんですか!きぃ!

さて、ここで同じように私も同じことに「きぃ!」ってなってる!と共感した方には
ご自身で自己内対話で何に「きぃ!」なのか?を考えてみてほしいのです。
■夫が家事・育児をしないことで体力的にキツイのか
■夫が家事・育児に関して指示待ちで主体的に行動しないことがムカつくのか
■夫が家事・育児を1割もやっていないと私が感じているのに自分の基準だけで
自称「イクメン」を周囲に豪語するのがイラつくのか
■外ではフルタイムで責任ある仕事をしながら、家でも家事・育児を主体的にする
私の大変さを夫はまったく理解していないように感じるからなのか・・・
「それ全部!!」という方も「その中でもどれが一番か?」を考えてみてください。
あ、私は一番これが「きぃ!」なんだ・・・と自分が自分の気持ちを理解しただけで、
少し心のコップの水が空き自分で「どうしたら良いかな?」を考えられる余裕が出てきます。
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そんなことで?と思われるかもしれませんが、まずはちょっとやってみてください。
さて、今、なんだか俺の奥さんも「きぃ!」となっているかも・・・と心当たりのある方は
妻に「自己内対話しろよ」というのではなく、夫婦の対話で上記のように気持ちの整理がつくよう
「質問」してあげてください。
『何があなたの中で「きぃ!」なのか?を僕も理解したいんだ』
興味を持つスタンスで・・・です。
悩みを言われていきなり自分の中での仮説から「こうすればいいだろ」と解決することをするのではなく、相手の気持ちを<理解>してから解決の提案をする
問う人の“質”が“問”われる質問、これからの組織の多様性理解には欠かせません。
お互いに工夫して、実践してみてくださいませ。
ま、本当は1週間でも最短3日でも連続して父親が育休を取得し、母はその間フルタイム勤務で
父親が家事・育児を全て主体的に運営してみることが<仕事の全体像や気持ちの理解>をするのに手っ取り早いとは思いますが・・・