女性リーダーに必要なチカラとは?
パソナさんが、女性リーダーに関する調査結果2015を発表しましたね。
(対象;主任クラス以上の役職に就いている20歳~49歳の女性1,000名)
ニュースでは
「働く女性の3割が恋愛・結婚より仕事を優先したい」など
読者の目を引きそうなキーワードで、見出しが書かれていましたが
私は女性たち自身に「より活躍するために必要だと思う力・スキルとは?」に注目しました。
1位はやはり「感情をコントロールできること」
2位以下、「誰に対しても公平であること」「物事を柔軟に考えること」「論理的に物事を説明できること」
どれも「うんうん!」とうなづける必要なチカラですね。
いつも研修では以下の通り説明しています。
私は「女性の方が感情的だ」とは思わないのですが、
周りに「感情的だと捉えられやすい」とは思います。
その理由が価値判断の基軸が「気持ち」だからだと思います。
私は、多くの女性が「自分(の気持ち)をわかってほしい」という欲求を持ち、
「わかってもらえたら、(ほぼ、無条件に)嬉しい」と感じる生き物だと思っております。
だからこそ、相手のこと(気持ち)も「わかりたい」と思っています。
これが(共感欲求)の源泉だと思います。
※個の違いはあると思いますので、もちろんすべての女性が・・・とは言い切りません。
何が言いたいのかというと、私は感情コントロールのベースを
「わかってほしい」ではなく「わかってもらえたら奇跡→嬉しい→感謝」に変換すると
ラクになると思うよ!ということです。
ダイバーシティな世の中なので、自分の「アタリマエ」は他の人の「アタリマエ」とは限りません。
それが真に理解できていたら「わかってほしい」という欲求自体がなくなります。
「え~、“わかってほしい”という欲求を持つことはダメなことなの~?」
という疑問を持たれる方もいるでしょう。
「ダメだ」とは申しませんが、おススメもいたしません。
おススメは「“わかってもらえたら奇跡”というスタンスを持つこと」です。
なぜならば、「わかってほしい」からは「わかってくれない」という
<不安><不満>につながるから。
<不安>と<不満>は感情コントロールの妨げになりますよね。
だからこそ、感情コントロール力を上げるには、まず、「わかってほしい」を
「わかってもらえたら奇跡!嬉しい!感謝!」
・・・を頭だけでなく、心から、そう実感することが大事です(*‘∀‘)
カルビーのHPダイバーシティ推進のページ掲げられているのは
推進のステップは「理解→納得→行動」の順番。
理解(頭)、納得(心)したら人は自然に行動する。
行動したら必ずなんらかの結果は出る。
この繰り返し、この積み重ねなんですよね~~~。