「どうしたい?」「何がやりたい?」と聴くよりは・・・
すっかり仕事モード!
とはいえ、今朝も首都高は空いていたので松の内は、まだお休みの方もいらっしゃるのかな?
さて、今日は、訪問企業様先でのお話です。
女性活躍やらなくちゃ!
まず、女性たちに話を聴こう!
というステップでワーキンググループを作り
座談会やワークショップをするまではいいのですが
その先の一歩が踏み出せないというお悩み。
経営陣は「我々のお仕着せでなく、女性の主体性を磨いていきたい」ので
「君たちは何がしたいの?」「どうしたい?」と聴く
女性社員は「何がしたいって言われても、会社は私たちに何を望んでいるの?」と訝しむ。
これ、よくありませんでしょうか?
女性脳的には「どうなりたい」「どうありたい」のビジョンが無い(説明が無い)のに
「やりたいこと」だけ訊かれても、「???」となるばかり。
男性脳的には「目的・目標」を「達成すること」がセットなので、ついつい「目的」を端折って
「行動」のみ見える化・言語化しがちになりますが、
やはり最初のステップは「目的」を明確にすることを意識したほうが良いと思います。
「目的」があってからこそ「現状」を共有したり「分析」することに意味があり
現状を認識してから、「目的」に到達するための当面の「目標」を掲げ、
そして「行動」に繋がる。
いきなり「行動」だけ訊かない。
「どうしたいの?」と訊く前に、「どうなりたい?」「どうありたい?」を【対話する】こと
その【場づくり】が、上司として一番最初のお志事ではないでしょうか