仮説を立てたことがない

・・・という方々がいるらしい。
金曜日ブランディングコンサルタント会社の社長さんとお話ししていて
そんな話題に。
私は「1factに3つの仮説を立ててイメージしていく」という話をした時に
「竹之内さん、仮設を立てずに生きてきた人もいるからね」と言われて
「えぇ!」とビックリしてしまいました。
「もしも・・・だったら」
「例えば・・・だったら」
「Aという場合は・・・Bという場合は・・・Cという場合は・・・」
自分は常にそんなことしか考えてないので
それを「しない」という思考をイメージしてみようとしたのですが
さっぱりたどり着けません。
ふむ。
そもそも仮説を立てないというのはどういうことか?
この仕事、本当に利益が出るのですか?
利益が出るんだったら考えます。
利益が出ないかもしれないなら意味ないじゃないですか?
この業務、自分の成長のためには特に意味もないとは思いますが
仕事だからとりあえずやってます。やってるからいいんですよね?

というような思考プロセスでは「もしも・・・」発想が産まれにくいそうです。
うーん。そう聞くと「さもありなん」とも思うし
しかし、私だって22歳の頃は確かにそんなこと思いつつ仕事していた気がする。。。。
しかし、微妙に違うかも・・・と思うのは、
仕事だから「とりあえず」とは思っていなかったかもしれません。
朝の掃除も、コピー取りも、お茶くみも、飲み会の付き合いも
バブル黄金期のOLですから
「なんでこの私がお茶くみなんか…」と思ったことも事実ではありますが、
しかし、やるとなったら、瞬時に
「どうしたら発注者が喜ぶか?」(↑この場合大概が先輩)を考えてました。
1・時間短縮
→20人分の会議のお茶出しって結構時間かかるな。短縮したらHAPPYだな
2・質の確保と作業短縮
→コーヒー、アイスコーヒー、カフェオレ、昆布茶、紅茶、緑茶。。。喫茶店じゃないのになんだこの豊富なメニュー!しかも口頭で聞いてからメモなんて、確認に時間が取られるし、ありえん。会議始まる前にメニュー表出してみんなにオーダー訊いちゃおう
3・質の向上
→もっと、何かできることないかな~?あのコースターの材質はアイスだと露でグラスがくっついて会議中に落下して音を出しちゃう・・・といった失態を生んじゃうんだよな~。材質を布に変えること提案してみよう~
先輩に指示されたことは
「会議のお茶出し、みんな一人ひとり、季節やその日の気分でオーダー変わるからよろしくね♪」

だけです。
私が行動したことも「会議のお茶出し」なのですが、思考は一人ひとり標準化できないプロセスがあります。
自分の経験を照準しても意味が無いとも言われてますが、
公式は同じだと思っています。
プロセスを大事にすることが自分の中の標準化を作ること。
自分の中の標準化とは自分の中の軸。
仮説をたてる訓練としたら、
Goalをイメージして見ることからはじめて見て欲しい。
Goalがイメージできない人は自分のWant(したいこと)を探して欲しい。
「もしも、自分がしたいこと、やりたいことが叶えられたらどうなっている?」
自分のWantがない人は、自分のlike(すきなこと)から始めて欲しい。
「自分は◎◎が好き→どうしたらそれに囲まれることができる?」
「自分は△△することが好き→△△し続けるためにはどうしたらいい?し続けた後はどうなってる?」
likeがない人は、自分のdistress(なやみ)を受け止めて欲しい。
「自分は●●が悩み→この悩みを解決するにはどうしたらいい?」
「自分は▼▼が悩み→もしも、この悩みを解決したらどんな状態が自分を待ってる?」
仮説が∞ならば、きっとあなたの可能性もきっと∞
おすすめ本はこちら 子ども向けの本はためになります。
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