イヤなことは忘れる

オフィスでマネージメントにおいても
プライベートでパートナーや子どもに対しても
「なぜ、何度も強く言ってるのに、相手はカンタンに忘れてしまうんだろう?」
という思いをしたことはありませんか?
忘れないように強く言ってるのに・・・
何故なんでしょうか?
脳の中で、海馬くんが毎晩毎晩
今日起こったことの仕分けをしています。
「すぐに忘れてもいい・短期記憶」
「長く覚えていたい・長期記憶」
海馬くんの隣には扁桃体さんがいます。
扁桃体さんは「快・不快」を判断します。
ある事象は「うれしい」から「快」
ある事情は「むかつく」から「不快」
扁桃体さんが意味づけした事象は記憶に残りやすいといわれています。
嬉しい楽しいといったプラスの感情でも
悲しい悔しいといったマイナスの感情でも
心が揺さぶられた事象は長期記憶になりやすい。
しかし、面白いもので
人はストレスを感じると「忘れる」という解決法を選択するようなのです。
話が長くなりました。
結論から言うと、強く言って忘れられることが多い場合
自分は相手にストレスフルな恐怖のモチベーションを与えてるかもしれない。
だから「忘れられてしまう」のかもということを意識してみてほしいのです(^^)
長く覚えていてもらうには「快」と感じてもらえるコミュニケーションのほうがよい。
「嬉しい」
「楽しい」
「大好き」
仕事でもプライベートでも
脳科学的にも、心情的にもHAPPYなほうが良い訳なんです。