無意識を意識化する ~国際女性デーに寄せて

本日は国際女性デーですね!

先日お見受けした、
とある企業の男性役員の変化をご紹介したいと思います。

世界から見ると
ジェンダーギャップ指数が121位と
まだまだ社会において男女格差に開きがある日本ですが
例えば経済界などでは
日を追うごとに着実に改善していると感じます。

先日、とある企業で
女性社員向けにオンライン研修を
実施させて頂きました。
適度な人数で受講していただけるよう
同じ内容を複数日程に分けて行い、
毎回、冒頭では担当役員の方からの講話がありました。

役員の男性は、初回は
「仕事をしていると、女性のほうが優秀だと感じる事も多い。
弊社は従来、(お茶くみは女性がやるなど)
男女で仕事にギャップがあったが
それを是正していきたいし
女性社員にももっと活躍してもらいたいと思っている。」
というような話をされていましたが、

2回目、3回目と進むにつれ話の前段に変化があり
「男性だから、女性だからという事ではない。
(以下はほぼ同様。)
男女で仕事にギャップがあるような弊社の事例を
過去のことに変えていきたい。
女性社員にももっと活躍してもらいたい」
というニュアンスでお話しされていました。

“女性活躍は女性のもの”とせず
自分事として捉え、
ご自身の価値観、言葉をアップデートされている事が分かり
また毎回、上辺ではなくご自身の言葉で語ろうとする
その方の姿勢に大変感銘を受けました。

研修終盤の回には、
参加を希望した男性社員も多く受講してくださり
組織全体でダイバーシティ&インクルージョンが
浸透しているのが分かりました。

本音や本気の行動は
周りにも良い影響を与えますね。
また本質であれば本質であるほど
多くの人の共感を呼ぶのだろうと感じました。

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