言葉にして伝えているか?

先日、美術展のレセプションイベントに参加しました。

その際、改めて
「言語化する」大切さを感じました。

イベントではまず会場の随所に展示されているアートの数々を、
初対面の人とペアを組んで
2人一組で見て回る事になりました。

ペアになった女性と軽く自己紹介すると、
年齢が同じくらいの子どもがいる、
移住してきた、
それから、”アートには疎いが、今日は縁あって来た”
という3つの共通点が見つかり、

お互いに親近感が湧いて、
ざっくばらんに感想を言い合いながら鑑賞しました。

「この写真の景色はうちの近所だけど、この角度からは見た事なかったな」
「こういう手法は、子どもでも出来そうだから試してみたいよね」
「この作品は、どう捉えたらいいんだろう?」

言葉にしてみたら楽しさが増した

これまでも美術展には行ったことがありますが、
どちらかといえば1人で行ったり、誰かと行っても静かに観ることが多く
“積極的に意見交換しながら”観たことはありませんでした。

終わってみると、
相手の感想に共感したり
新たな視点を発見したりして
小難しく考えずとも、とても楽しく見れた―
素直にアートに親しみ、感じる事が出来ました。

脳内思考は、言葉になっているようで
実は明確な言葉になっていない事も多いと思います。

考えていた事をアウトプットしてみたら
意外と言葉に詰まったり、なんとなく自分が思っていた事を明確に表せていなかったり、、
というのは誰にでもあるのではないでしょうか。

言語化する意味

言葉にしてみる、言語化する、
脳内を見える化してみる、という過程は
世界を広げる事なんだなあと感じました。

「このくらいは当たり前に相手にも伝わっているだろう」と思わず
相手と理解を共有できるよう、
きちんと言葉にする、相手に伝わるように伝える、事を
努力を惜しまず続けていきたいと思います。

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