私が「イクメンの日」に考えたこと

さて、前回は

世界メンタルヘルスデー

の話題について書きましたが、
先日10月19日は

「イクメンの日」

でした。

これは10(トウサン=父さん)、19(イクジ=育児)の語呂合わせで、
正式なものではありませんが、育児について考えるきっかけになった人もいるのではないでしょうか?

10年前に作られた「イクメン」

「イクメン」

が新語・流行語大賞のトップ10入りしてから10年が経ちました。

当初は

・育児を手伝う
・育児に参加する

くらいの感じで、男性が育児を手伝っただけで
ほめられていたように思います。

確かに、今ほど育児参加が積極的ではありませんでしたが、
なんとなく“男性の特権”のような感じがしました。

それくらいの時期に、主婦をやっている私の友人からは

『旦那は周囲からは「イクメン」と呼ばれているけど、実際は週末に子どもと遊んでいるだけで、それ以外の事はほとんどしない。
だから、イクメンという言葉は好きになれないんだよね。』

という話を聞いたりもしました。

また、イクメンと聞くと、まだ

「女性がするのが当たり前の育児を、男性がしている」

という「男性は育児をしない前提」というようにも思えて、個人的にはなんとなく違和感もあります。

例えば、極端な話

「イクウーマン」

のような言葉は存在しないですからね。

10年のうちに、時代背景も様変わりする中で、イクメンの定義も変わってきていると思います。

その意味では「イクメン」は、まだまだ複雑で少し難しい言葉だと感じています。

ただ!!

イクメンという言葉が、男性の育児参加の意識や風潮を推進させた事は大いにあるとも思っています。

このように、イクメンの日のおかげで色々と考えることができました。

みなさんは「イクメン」という言葉について、どう思いますか?

編集後記

もしかしたら「イクメン」という言葉が過去の言葉になる日が来たら、
育児に関して本当の男女平等になるのかも知れませんね!

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