人格か、側面か
最近、オンライン研修のITサポートに入ることがあります。
対面型(集合)研修のアシスタントにも何度か入ったことがありますが
同じ講師でも
少し違う雰囲気を感じたりしました。
なぜだろう?何が違うんだろう?と考えると、
もちろん研修形式に合わせてやり方を変えている部分はあるのですが、
受講者との距離感(馴染みか、初対面か)や
その場の温度感、研修テーマなどによって
講師の色んな側面が
その時々で表れているのだと分かりました。
「この人はこういうタイプの人だ」と決め付けてしまったり
いつも似たような場面、似たようなコミュニケーションで接していると
「人には様々な側面がある」
「私には知らない一面もある」ということを
忘れがちになってしまいます。
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イネス・リグロン氏のこの言葉は
『人格を否定するような言葉には惑わされず、
自己肯定感、自信を持つことが大切だ』という意味だと思います。
それはその通りだと思うのですが、
「ダメだ」と言われたシチュエーションによっては、
(男女を問わず)
恋人やパートナーから指摘された事が
本当に改善したほうが良い場合もあると思います。
聞き入れるべきアドバイスと、はねのけて良いアドバイスは
何が違うでしょうか。
今回で言えば
「人格」という括りなのか
「その人の一側面」に焦点を当てているのか、は
判断基準の一つだと思います。
自分が他者に「苦手だな」「そういうところ直したほうがいいよ」と
思ったときも同じです。
その人の人格を否定したり指摘するのではなく
一側面である、と認識すると
こちらの投げかける言葉、態度も異なってきます。
こちらの言動が変わると、相手の言動も変わります。
人には色んな側面がある。
人は変化もする。
人財育成会社で
人々の変化を多く目の当たりにしてきて
実感しています。
「こういう人だ」と決め付けず
その人の一側面である「事(言動・行動)」に
目を向けてみましょう!
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