『成功体験』

というのは経験にもなるし、自信にも変える事ができますし、良い事のように思いますが、

「しがみつきすぎると良くないな〜」

と、ふと思いました。

過去は過去、今は今

過去の成功体験というのは、例えば

「昔、大きな契約を取った」
「全社で1位の成績を取った」

などが挙げられると思います。

お恥ずかしい話、私は最近までこのような過去にしがみついていたのです。汗

「これではダメだ！」

と気が付いたのは、同じやり方で思うように仕事を進められなくなったり、
結果が出なくなってからです。

過去の成功体験にしがみついて失敗しないために、
私の経験から、注意点を2つ挙げます！

1.自慢話みたいになる

後輩の指導や、同僚にアドバイスをする際、自分の過去の成功体験に基づいて話をする事があります。

私は、結構鼻膨らませて語ってしまうところがあるのですが、
その当時と現在の変化や私と相手の個の違いを無視していては、
単なる自慢話（しかも、過去の！）になってしまいます。

成功といっても、もしかしたら、たまたま時代の流れに合っていただけかもしれません。

2.成果が出なくなる

過去の成功体験に基づいたノウハウや行動をいつまでも続けていると、成果が出せなくなる事も多々あります。

はい、経験済みです、、、

過去の成功体験は、あくまで「過去」のものです。
前述したように時代とマッチしただけかもしれません。

やみくもに「前はこれで成功したから」と同じ方法を続けてしまうと、
新しく成功体験を得ることが難しくなり、逆に自信を失っていきます。

過去の成功体験を今に生かすためには

さて、それではどうすれば成功体験を上手く活かせるのでしょうか？

それは

「なぜ成功したのか」

を正しく把握し、結果だけでなく、その理由や背景といった
プロセスを分析することが大切だな、と思っています。

分析ができないものや、分析しても今に生かせる理由が見つからない成功体験は、
勇気を持って捨てるのがいいかな？と思っています。

過去の成功体験を振り返る時は

「何が成功の要因だったのか」
「今後のために応用できることはないか」

などの視点で考えてみると良いと思っています！

編集後記

過去の成功体験が害になるのではなく

“しがみついて新しい方法にチャレンジしようとしない”

ことが、成長を阻害するのだと思います！

自戒をこめて！

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