先日、パラサイト・シングルを提唱したことで有名な中央大学山田昌弘教授の調査で20~30代の男女は、恋愛や交際はコストパフォーマンスが悪いという意識を持っているという結果が出たという記事を見た後に・・・

東洋経済オンラインの記事に、Z世代は「コスパ重視で仕事とプライベートをきっちりと分けすぎる」
という記述もあり、マネジメントは「”コスパ”をどう捉えるか」が、キーワードなんだなと思いました。

記事内でも触れられている

「好きな仕事はやるけれど、興味のないことには手をつけない」
「コスパ重視で仕事とプライベートをきっちりと分けすぎる」

ということについては

「好きな仕事でダントツの成果を上げる」
「きっちり分けて仕事に集中する」

と、
本人の「強みを活かす」という視点で見ると
マネジメントの活路が見えてくると思います。

私の過去の職場では、自分の仕事が終わったので帰ろうとしたら、
上司から「残業しないのか」と言われたり、

私のセクションではない全く違う仕事をやらされる事もありました。

当時、私だけでなく周囲も、
このような状況にとても違和感を感じていて

「仕事を早く終わらせてしまうと、損」

「早く終わらせても慣れない仕事を振られて不条理」

という　空気感　や、価値観　を持っていたと思います。

本来は、

早く仕事を終わらせ、退社後、
自分の時間の中で、充実した学びや他者との関りで
職場では得られない気づきや経験値を得られる場合もあります。

つまり、仕事を早く切り上げ、プライベートを充実させた方が
より、仕事の生産性が上がる人もいると思います。

私は現在、自身の障がいにより長時間勤務が難しいため、
短時間でフルタイムの成果を出せるように努力をしている最中で、
上司からもありがたい事に「それを目標にしよう」と言ってもらっています。

私自身が価値観や特性を受け入れてもらっているからこそ、
他者の価値観や特性も大切にしたいと思います。

また、世代別での傾向はあるかもしれませんが、全員を世代で一括りにしてしまうのではなく、
結局は個人の価値観や特性だという事も理解しておきたいです。

編集後記

もちろん、好き嫌いなく卒なく仕事をこなす人や、
仕事とプライベートを分けずに働く方がいい人がいても良いと思います！

多様性ですね！