育休や早退を実際に練習する取り組みの実例

最近、議員の小泉進次郎さんが育休を取るなどして、世間でも

「育休を積極的に取ろう」

というような風潮になってきていると思いますし、
そのようにしていきたいと考えている企業も増えていると思います。

ただ、もしかしたら

「とはいえ、実際どうしたらいいのか?」

という悩みを抱えている企業もあるかもしれません。

そこで、今回はキリンホールディングスの「研修」をクローズアップしてみました。

これは

【なりキリン ママ・パパ研修】

というもので、2016年のエイジョカレッジ・サミットで話題になりました。

研修の内容は、研修とはいえ勤務中に

“実際に突然連絡が来る”

のです!

例えば

「親の体調が悪くなったので帰宅するように」

などのメッセージが電話から流れ、

その際は本当に帰宅しなければならない

という事です。

この場合、急いで仕事を片付けて帰ることになるのですが、
「なりキリン ママ・パパ研修」の文字通り、まさに「なりきる」のです。

これは研修というよりも「実習」という印象を受け、素晴らしいと思っています。

きっかけとしては、女性社員に

ライフイベントを迎えても働き続ける事ができることを示す

コンセプトのようでしたが、それが

高い成果を出しながら働き続けるために必要な、周囲のマネジメント向上策や、
組織カルチャー変革のきっかけにも繋がった。

https://www.kirin.co.jp/company/news/2018/0201_02.html

との事です。

女性の働き方推進のための施策が、女性が働きやすくなっただけでなく、
結果的に社内全体に良い効果をもたらした事はかなり素敵だと思います。

これは女性のおかげ!と言ってもいいかもしれません!

今後も、女性活躍推進の取り組みの中で、
良い波及効果が生まれることが増えていく可能性もありますね!

私は今後このような研修を取り入れる場合は

「積極的に男性社員に向けて行う」

ことも良いかと思っています。

というのも、子供や親が体調不良になるなどした場合、
帰宅するのは女性である事が未だに多いように感じるためです。

そこで男性社員が実習をすることで、
その役割をする事が多い女性の気持ちがわかるとともに、

【男性自身が帰宅する事に抵抗感がなくなる】

と思うのです。

男性社員も家庭の事情で帰宅する事が当たり前になれば、
自然と女性の負担も減るのではないでしょうか。

法律や制度などに頼るだけでなく、企業ごとでのこのような工夫した取り組みが、
ジェンダーギャップを埋められる要素となるのではないかと考えます。

編集後記

「自分自身の突然の体調不良で病院に行かなければ行けなくなった」

など、育児や介護とは縁がない方でも応用ができるのではないかと思いました!

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