地方企業から学べる女性活躍の優良事例

地方企業のロールモデルに!

 

大都市に比べて活躍する女性のロールモデルが少ない

としながらも、逆に地方企業から学べることもあるという事例が、上記では書かれています。
私はこの中でも特に、医薬品開発を受託研究する

新日本科学

の例が興味深いと感じました。

社長の永田さんが、社内の女性たちからの「学校行事で1日休むのはもったいない」
といった声を拾い、

2時間単位の有給休暇

を導入したのです。たしかに2時間あれば

・朝の交通見守り当番
・授業参観
・進路の三者面談

などにはちょうど良いのかと思います。

本人以外にもメリットが

また、私はこの有給休暇の制度は本人にとって良いのはもちろんですが
【1人の従業員が休む事によって、他の従業員に負担が行く可能性】
を減らす事ができるメリットもあるのではないかと感じました。

半日や1日、まるまる「穴が開く」とかではないため、
子育てや介護などを担っていない従業員からの「私が負担してばかりで不公平だ」
といったの不満も出にくいのではないか。

永田さんが記事中でも語られているように

「日本で一番、女性が活躍できる企業にしたい」

との信念が、柔軟に対応する組織に進化させたのではないでしょうか。

制度を導入するかどうかを決めるのは最終的には経営トップになります。
新日本科学の事例は、女性活躍が難しいと言われる地方であっても、女性が活躍しやすい環境を整える事が可能であるという、一つのロールモデルだ!と言えると思います。

 

編集後記

記事内の他の地方企業の事例からも学べることがあるので、ぜひ参考になさってください。

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