仕事と育児を両立したい女性が考えてることとは?

仕事と育児を両立させたい女性が考えている事

以前、こちらの記事でも書いたように、男性が育児休暇を取得する比率も徐々に上がりつつありますが・・・

そうなんです。育児休暇は男性も取得できますが、
産む性である女性は、出産すると必然的に産前産後休暇を取得せねばなりません。

その延長線上に捉えられている育児休暇。
自然と女性が育児休暇を取得する比率が高く
「仕事と育児の両立」について向き合う時間が多いのは女性の方でしょう。
※ちなみに上記の表にもありますが育休を積極的に取得したい男子学生は多いようです(^^)

あなたの身近にも、育休中に、
育児と仕事の両立のためにライフスタイルを見直し、
働き方を変えたいと考えている人もいるかもしれませんね。

今回、私は、育児をする女性と転職に関する興味深いデータを見つけました。

・転職経験のある育児中の女性は37.7%

・現在転職活動中は2.5%

と、育児中の女性の約4割が「転職」に関わっている・・・。

しかし、企業が育児休暇制度を設けているのは、復職後に、しっかり活躍してもらいたいからこそ。
本人が休職中は人員補充をせず、足りない分を補ってくれる仲間が働いているのです。

だからこそ、組織は、社員のために産休・育休を取得する
自社の復職後のサポートについて制度をよく理解してもらう機会や、
自分自身のキャリアを振り返り、その後の中長期的スパンでの
キャリアビジョンを描く機会をつくることが重要なんですよね。

編集後記

私の友人で育児中の女性美容師は、出産を機に新しい美容室に転職したことで「予約が入っている時のみ出勤する」という働き方が可能になったとのこと。制度が充実した大企業の中でも大変なのに、法定制度しかないような組織の中での両立は中々厳しいという現実もありますが、裏を返せば、これからは、友人を受け容れてくれた美容室のように、柔軟な対応をしてくれる組織に人は集まるということでしょうね。

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