働き方改革による中間管理職の負担増をどう解消するか【Woomaxブログ】

働き方改革による煽りを受けて、
中間管理職の負担が増えているといいます。

残業管理が厳しくなり部下に仕事を振りにくくなり
その仕事を上司自身が担い、
また、より短時間でチームの生産性を上げるための
業務の見直しなども求められており、
あらゆる皺寄せが中間管理職に集中しているのです。

株式会社経営者JPが管理職以上のエグゼクティブを対象に行った調査では、
有効回答数は少なめですが
一番悲鳴を挙げているのは部長だと結果が出ています。

働き方改革によって感じているデメリットを聞いたところ、
部長クラス層は、すべての項目で全体平均を上回ったそうです。
デメリットとしては特に「業務の遅延」、
「経営陣・管理職クラスの労働時間が長くなっている」が挙げられています。

Buisiness Insider Japanの浜田敬子編集長は、対策の一つとして
複数人でのマネジャー職の分業制を提案しています。

昨今の管理職はプレイングマネジャーとして様々な任務を任されていますが、
例えばプレイヤーとしてのリーダー、
部下マネジメントのリーダーなど
それぞれの得意分野に特化したチーム性のマネジメントが
合理的ではないかと話します。

マネジャーの複数担当制は、
時短勤務の社員もアサインしやすい面があり
最近注目されていますね。

分業することでそれぞれの専門性を高めることもでき、
これまでより幅広く細分化した各領域での
スペシャリストの育成にも繋がります。

管理職になりたくない理由として挙げられる「忙しそうだから」という
イメージを払拭していくためにも
新しい発想で管理職のあり方を見直してみると良いですね。

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