実績も関係ない!プロ野球「独立リーグ」から学ぶ組織開発

今、日本のプロ野球には、セリーグ、パリーグの12球団(NPB)以外にも

「独立リーグ」

というものが存在しています。

独立リーグとは、簡単に言うと

【地域などでつくられた組織が独自に試合を開催している野球のリーグ】

です。

その中で一つの「組織開発」の例を見つけました。

年齢も実績も関係ない

独立リーグは、一般的には一球団に選手や監督、コーチら30人前後が所属しています。

リーグ戦中は選手らに給料が支給され、オフは仕事をしたり、海外のリーグに参加したりします。

そこからNPBを目指す選手も多いのですが、NPBとは異なる点は、給料です。

NPBは年俸制ですが、独立リーグは月給制。

ですので、シーズンオフは無給になるため、アルバイトで生活費をまかなっている例も多々あります。

その独立リーグの中のチームの一つ「栃木ゴールデンブレーブス」に、現在、かつてWBCやオリンピックでコンビとして活躍した

西岡剛選手
川崎宗則選手

が所属しているのです!

つい先日、その二人が同時に出場する機会がありました。

そんな二人を、若手の二遊間コンビはしっかり目に焼き付けたようです。

普段のレギュラーの内山翔太内野手は

「僕がちっちゃい時に活躍されたお2人と、同じユニホームを着て、同じグラウンドで野球がやれる。嬉しかった。素直にかっこいいと思いました」

同じくレギュラーの斎藤尊志内野手は

「プロを目指す立場として、素直に言ってしまえば(川崎と西岡に)負けたくない気持ちです。学ぶところはいっぱいあると思うんです。毎日が勉強なんですけど、(学ぶばかりの)場所ではないと思っているので、そういう気持ちを忘れたくない」

と語っています。

実績のある人が、若手と一緒に同じ立場でプレーする。

これは組織開発の良い例の一つだと思います。

特に西岡選手は若手と同じ志で、NPBへの復帰を目指しています。

監督は

「どう感じたのかは本人次第だと思うが、やはり何かを感じてくれれば」

と言っていました。

過去の実績や年齢関係なく、同じ仕事をし、
これによって、お互いに相乗効果が生まれている状況だと思います。

企業でも、実績のある管理職と実績のない若手が同じ現場で同じ仕事をする事によって、
新しく見えてくるものや、相乗効果が生まれる事もあるのかも知れないと思いました(^^)

編集後記

ちなみに私は西岡選手のファンです。

今度、栃木に行こうか検討しているところです!

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