外出自粛だからこそ見える「新たな一面」

家庭内での保護者と子どもの過ごし方

徐々に通常勤務に戻っているとはいえ、新型コロナウイルスの影響での長期にわたる休業・休校は、
特に子育て世帯に未だに深刻な打撃を与えている事態が続いているようです。

家族で過ごす時間が長くなり、様々な悩みを抱えている保護者たちも多いみたいです。

例えば、放課後NPOアフタースクールが

【休校中の小学生のいる保護者を対象に調査】

を行ったところ

「仕事との両立や、生活面と学習面の家庭負担の増加」

について

“82%の保護者がストレスを感じている”

事が判明したとのことです。

82%の内訳は

在宅勤務でも子どもに構えないことの罪悪感や、
学校の課題の丸付けなど学習面のサポートがすべて家庭任せになっていることに負担を感じている

という傾向にあり、また、多くの保護者が

「友だちとのコミュニケーションを取れていないことや、
さまざまな体験機会の損失による成長が心配になってきた」

とも回答していました。

確かにこれだけ見ると不安要素が強いし、心配に思うでしょう。

しかし、その一方で別のリサーチによると

【外出自粛によって、家族に新しい発見があったかどうか】

のアンケートの結果、「ある」と答えた人が40.1%で、
外出自粛により家族の新たな一面を見つけていることも判明しています。

子どもの新たな一面を見つけた例の一部を紹介すると

・中学生の長女が家中の掃除や草むしり、夕食まで作り、下の子の勉強も教えてくれた。

・小学生の息子が掃除機をかけてくれて、高校生の兄も手伝ってくれた。

・買い物から帰ってきたら、反抗期の息子が、何も言わずに品物を冷蔵庫に入れてくれていた。

・小学2年生と年長の娘が 洗濯、風呂掃除、ごみ捨て、お米研ぎをみずからやるようになった。

などが挙げられていました!

また、「自分から『あれやりたい、これやりたい』と言うようになり、
好きなものや得意なことなどあたらしい姿を見ることができた家庭もあるようです。

このように

“外出自粛になったからこそ、子どもに対して新しい発見ができた”

というプラスの面もあるということです。

もちろん、機会損失もあるでしょうし、それによる不安やストレス、弊害もあると思います。

しかし、外出自粛による家庭での過ごし方は、目の向け方次第でプラスにもマイナスにもなるのだな、と思いました。

このように様々な視点を持ち、どんなご時世でも

“今しかできない事”

を大切にして過ごしていきたいです!!

編集後記

また、女性から旦那さんにに対しては

「在宅ワークで仕事してる旦那はカッコイイってことを発見!」

などという声もありました。

うーむ。普段の私の在宅ワークの姿も誰かに見せたいです。笑

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