新型コロナウイルスの感染以外での被害

女性の負担が大きい現状

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が全世界で広がっている中、日本でも同様に広がっているのはご存知のとおりです。

最近、医療従事者が発症し、院内感染なども広がっているというニュースを目にしたりしますが、
世界的にみて、女性は医療や福祉の最前線で働く労働者の70%を占めているそうです。

日本の場合は、例えば看護師さんの割合が女性が約90%を占めているとの事です。
(2019年09月19日時点)

これだけでも女性に負担がかかっている事がわかります。

また、上記記事にもあるように、
ウイルス感染以外でDV被害などもあります。

外出自粛によって一緒に過ごす時間が長くなることによってDVが悪化したり、
これまでDVの起きていなかった家庭でもストレスなどによって
新たにDVが発生する可能性もあるかもしれません。

実は、私の身近でも長く家にいることによって、DVと似たような現象が起こることがあります。

それは、私も患っている

「うつ病」「双極性障がい」

などの精神障がいです。

体調が悪くて家で寝込んでいると

「そんなのは甘えだ」
「怠けてないで働け!」

などの罵声を浴びせられることがある人を多く知っています。

幸い、私はそのような経験はありませんが、言われると相当つらいと思います。

今回の事態でも、男女問題ではありませんが、構図は似ていると感じました。

精神障がい当事者の私を、「DV被害者の女性」に置き換えて考えてみると
DV問題を身近に感じ、ますますジェンダーギャップは無くさなければならないと感じました。

つい感染自体に目が行ったり、注目しがちになりますが、
このような事実も知っておかなければならないと思いました。

編集後記

女性の負担が多く深刻ですが、ただ、その一方で絆が深まる家庭もあります。

これを機に、収束後も男性の家事・育児参加が進むなどの、
男女平等の風潮になれば良いと思っています。

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