多様性の浸透にはゲーム!?

カードゲームで社会課題を身近に感じる

「ダイバーシティ」「働き方改革」「SDGs」中長期経営課題の中に出てくるキーワード。
経営課題に出てくるくらいですから組織にとって、とても重要なテーマのはず。
しかし、それはわかっちゃいるけど、今、そこに困ってない人には他人事となってしまうのも現状。

こんな組織の課題に、こんなツールもあるんです!


沢渡あまねさんのベストセラー「職場の問題地図」から生まれた
職場の問題かるた “言える化”してモヤモヤ解決!

「(ふ)増えるばかりで減らない仕事」
「(け)けじめなく今日も仲良くダラダラ残業」など
どの会社でも「あるある」な、かるたが詠まれたときに
「うちの会社の場合はこうだよね~」とかるたが本音を引き出し
出てきた課題を付箋に書いてマトリックスにして見える化したり
かるたには解決のヒントもあるので、ディスカッションしながら
アクションまで楽しみながら導き出せるつくりになってます。

職場の問題をかるたで発見!なら参加者皆の当事者意識が高まりそうです。


また、先月、発売の「ライフ・スイッチ」は ダイバーシティの考察を深めてくれそうなツールです。

 

 

 

 

 

記事にあるように、人生や仕事における価値観の多様性を理解するために、現実世界とは違う人生を歩むという内容で、実際の体験者で、50代の方が、カードによって20代という設定になって育児の問題に直面し「最初は戸惑ったが、ゲームを進めるうちに、自分の職場にいる育児女性たちが、生活面でも沢山のタスクを抱えながら、日々色々な選択をしながら働いていることがわかった。」という感想をもったとのこと。自分以外の人の立場がリアルに感じることができ、職場の「相互理解」が深まると感じます。


最後に、金沢工業大学の学生プロジェクト「SDGs Global Youth Innovators」(メンバー30名 代表:経営情報学科4年島田高行さん)が株式会社リバースプロジェクト(東京都港区 代表:伊勢谷友介氏)と共同で開発したSDGsカードゲーム「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」もご紹介します。

SDGsカードゲームは、金沢工業大学SDGs推進センターWebから無料ダウンロードで配布されていますが、製品化の要望が多かったことから、平成30年9月にクラウドファンディングを実施。支援総額3,326,000円を集め、伊勢谷氏の会社で製品化したとのこと。

ここで買えます

カードは2種類。課題を提示する「トレードオフカード」と、解決策を提案する「リソースカード」です。このカードゲームは、手元に配られる「リソースカード」を使って、チームで課題解決を行うゲームです。ゲームを通じて社会的な課題解決のノウハウを実践的に身につけることができるとのこと。

「多くの人にSDGsを知ってもらうには?」「社会をよりよくするためのアクションを増やすには?」そんな想いから、学生チームが主体となりカタチにしたことが素晴らしいなと感じます。


編集後記

こうして3つのゲームを観てみると
組織や社会の課題を考えるきっかけをゲームで、
というのは非常に自分事化しやすそうだなって思います!

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