育児休業中の「不安」って何でしょう?
育休中の不安
子育てをするために一旦休業できる、育児をする社員にとってはありがたい制度である育児休業。
ただ、その育児休業中、もしかしたら育児とは別の「不安」を抱えている人が多いのではないのでしょうか?
19日、ダイキン工業が大阪大と共同で、10月より
ことを発表しました。
具体的には、
ダイキン社員の当該者は阪大の保育室に子どもを預け、
心理学や社会学、工学などの授業を阪大の学生とともに履修することができるとのこと。
会社としては、育休期間を有効活用し、
普段の仕事とは異なる幅広い分野の知識を身につけて、
復職後の業務に役立ててもらおうという意図があり、
組織にも本人にもHAPPYな施策ですね。
育児休業はありがたい反面、「突然社会と切り離されてしまった」という孤独感や、「復帰後にきちんと働けるかどうか」の不安を抱える人も多いと聞きます。
ダイキン工業では育児でキャリアが中断され昇進を諦める女性社員が多いとのこと。
現在約60人の女性管理職を2020年度末までに100人まで引き上げる目標を掲げている事もあり、育休中の社員に学びの場を設けることにしたようです。
この制度は女性に限らず育休を取得した全社員が対象で、将来の女性管理職を養成することを目的で導入するとしています。
これは企業側のメリットも十分あると思いますが、それ以上に育休中の社員にとってかなり心強いものではないでしょうか?
休業中の孤独感と、復帰後の不安を両方同時に解消できる制度だと思います。
人間関係を構築する手法や問題解決能力を高めたりする講座を社員が大阪大の学生と一緒に行い、来年3月までに15回設けるそうなので、社会と繋がったまま育休がとれますよね。
そして受講中は大阪大の保育室に子供を預けることができるというのも、大きな安心材料なのではないでしょうか。
また、子育てと仕事を両立する手本となる人と身近に接する機会を得られることは、学生にとっても大きなメリットがあると思います。
ぜひ、このような制度を積極的に取り入れて
・今の社員
・将来の社員
のために、仕事と育児の両立がしやすい環境を提供していきましょう!
編集後記
私は持病で入院して休業した経験がありますが、入院前に
「復帰後は業務量を減らして、あとの事はその時に考えよう」
と提案してもらったので、安心して入院することができました。
休業中の安心感ほど大切なものはないと、身をもって知りました☆
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