【Woomaxブログ】休業中の社員への社内情報提供

ゼブラ㈱は、育児や介護で休業中の社員が
休業期間中に社内情報にアクセスできる
タブレット端末の貸し出し制度を始めたそうです。

貸し出しは希望者のみで、
社内外とのメッセージのやり取りや業務を遂行できる機能は
使用できない設定になっています。

この制度は、育休を取得した社員からの発案で
導入に至ったそうです。

復帰したばかりの社員が「浦島太郎のような状態になった」
という声は、いろんな企業で聞かれますね。

復職に対する不安を軽減

休業期間を経ると、
復職に対して不安を抱く場合があります。

例えば、組織変更や制度など職場の変化に対応できるかどうか、
ブランクを経て仕事の感覚を早く取り戻し働けるか、
ライフスタイルが変わっている場合、どのように折り合いをつけられるのか
などです。

復職後のそのような変化を想定して躊躇するあまり
そもそも休業することに対してハードルが上がったり、
また、休業中に会社や社会との接点が薄れることで
孤独感を感じる人もいたりします。

取り組みのメリット

同社の取り組みは、次のような点が期待できます。

  • 会社の最新情報を取得できる
  • 会社への帰属意識が維持できる
  • 当該社員が、予め復帰後の働くイメージが持てる
  • 復職後、変化している職場に早く慣れることができる

貸し出しは希望者だけなので、
休業している事由を妨げることもないですし、
受身型の媒体ではなく、自ら情報を獲得しにアクセスするので
情報への関心や復帰後の働き方に対する意識が高まるといった点が
工夫されているなあとお見受けしました。

取り組みの詳細はこちらからご覧ください。

※Photo by rawpixel on Unsplash

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