【Woomaxブログ】制度を定着させる方法

福岡で明太子を製造・販売する「ふくや」では、
「地域役員手当」という制度があるそうです。
PTA活動や町内会役員、スポーツチームの監督・コーチなど
何らかの役職に就いて地域活動に取り組んでいる社員に
手当を支給する制度です。

同社がなぜこのような制度を運用しているかというと、
「人の役に立つことをしよう」という創業理念はもとより
会社にもプラスの作用がもたらされるからです。

「会社の中なら肩書きで仕事ができることもあるが
地域ならその人自身の人間力が要される。」
そうした経験、学び、ネットワークが仕事にも活かされると
と人事課長の中山氏は考えています。

また、同社は女性社員の割合が多いため
「女性が働きやすい職場づくり」にも早くから着手しており
産後、復帰する社員のサポート体制は
約20年前から実践、確立しています。
詳細はこちらをご覧ください。

これら独自の制度を社内で定着させるために大切なことは
「意識の醸成」を丁寧に行うことだそうです。

制度を運用する会社の目的を社員たちにきちんと伝え、
また利用する社員と利用しない社員の間に
温度差を生じさせないために
「制度があることは当たり前ではない」ことを啓発します。

利用者もそうでない人も理解が行き届いていることが
制度が錆びずに運用される秘訣なのですね。

※画像はcafeglobeより転載

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