男女平等な働き方が常識になるように
「男性と女性が同じ仕事をしているにもかからず、女性に服装で苦痛を強いることはあってはならないと明確に申し上げたい」
というのは、安倍晋三首相の言葉です。
この言葉は3日の参院予算委員会の時のものでした。
昨年
という言葉がTwitterから話題になったのは記憶に新しいことです。
当時、グラビアアイドルの石川優実さんが
私はいつか女性が仕事でヒールやパンプスを履かなきゃいけないという風習をなくしたいと思ってるの。専門の時ホテルに泊まり込みで1ヶ月バイトしたのだけどパンプスで足がもうダメで、専門もやめた。なんで足怪我しながら仕事しなきゃいけないんだろう、男の人はぺたんこぐつなのに。
とツイートし、#MeTooと靴と苦痛をかけた「#KuToo」のハッシュタグが登場し、
女性がハイヒール、パンプスの着用を義務づけられていることに抗議する署名活動などの社会運動に発展したものです。
#KuTooは当事者の女性の発信から始まり、多くの女性から共感されていて
関連書籍も出版されましたが、反面、男性陣からの厳しい批判などもありました。
しかし、今回は影響力の大きい男性同士から生まれたもの。
(女性活躍推進法があり、特に政治家同士では本来は当たり前の事のように思いますが…)
日本の労働文化が根強いと、例えば社内で
【ハイヒールじゃなくてOK】
とされていても、一人でもハイヒールを履いている社員がいた場合、自然と
「私もハイヒール履かなきゃいけないのかな…」
のような空気になってしまったりもします。
今回のことが、国としての企業文化を変えるターニングポイントになれば良いと思いますし、
【男女平等な働き方】などの話題が大きなニュースにならずに、常識とされるようになればと思っています。
編集後記
私はプライベートで女性と出かける際は
「ヒールは疲れるから自由で!」
などと言ったりしていますが、このような会話をしないのも常識となる世の中になればいいと思っています。
また、もしかしたら、そのうち「男性のネクタイ」について議論が出たりするかも知れないですね。
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