【Woomaxブログ】少数派を不利に追いやらないために

某職場でこんなことが起きたそうです。

  • 同じミスをしても、多数派である同性の同僚は笑ってごまかされるが、
    少数派である異性の自分はしつこく怒られる
  • 少数派である異性の幹部社員は、より手厳しい扱いを受ける
  • 幹部社員から自分へ「この職場では、全てを受け入れていたら身が持たないよ。
    ある程度受け流すことも大事だよ」とアドバイスされる

これは、「男性」の保育士が実際に体験したことです。

この男性たちがどのような理由でこうした扱いを受けたかは
知る由もありませんが、
女性が少ない職場で、
女性が似たような立場に置かれることもあるかと思います。

つまり、必ずしも「性別」によって差別が生まれるのではなく
「多数派」と「少数派」の間で
こうした不平等な行動が行われる可能性がある、
ということです。

解決策として先日、弊社のメルマガでお伝えした
「閾値(しきいち)」を参考にする方法もありますが
少数派の絶対数が不足している場合もあります。

まず、私たちがこうした現状に意識を向け、
多数派や幹部の立場にいる場合は特に
「少数派を理不尽に追い込んでいないか」を
“組織”の課題として改善することが
重要だと感じます。

※Photo by rawpixel on Unsplash

お問い合わせ

各種研修・コンサルティングのご依頼を承っております。
ぜひお気軽にご相談ください。