今日は「女性手帳(仮)」ではなく「ベルばら手帖」を手に!

女性手帳(仮)のニュースは、中々香ばしいものばかりで温かく見守るまでもなく今日は男性も含む希望者に配布といったお茶を濁した感を醸し出すニュースの見出しが席巻し、巷はまたもやヒートアップした反応があちこちに。

もともと、2009年~2010年に英カーディフ大学のジャッキー・ボイバン教授らが実施した
「Starting Families」の日本の調査結果が論点発端の様子。
※調査の詳細は、妊活Netへ。

教授の挙げるポイントは・・・
1)日本は不妊に対する知識が極端に不足している
2)知らないがゆえ〝不妊誘発リスク”に関してセルフコントロールをしようという意識が低い
3)現代の日本社会においては子どもを持つかどうかは各人の意思決定が大変重要になっているが、その意思決定には育児負担への不安や経済的不安が影響している。

この不安要素はどうしたら軽減するのか?

認知向上などは個人の問題だけに留まらせず、社会問題と捉え、社会全体で出産や育児の価値を再構築していく必要がある!

との提言を受けて、『少子化対策を検討する内閣府の有識者会議』の「タスクフォース」が
出てきたワケですよね。

背景・プロセスをうまく説明せず、いきなり「女性手帳(仮)」というネーミングをクローズアップさせるからヒートアップしちゃうんですよ・・・と。

ま、男性にも配布するなら、内容に以下を追記して欲しい。
「既婚男性が、出産可能年齢の女性と自由恋愛と称して不倫をするということは、ある種、相手の妊活を阻害し、日本の少子化進行の一端を担う活動を好んで実践する人間と他者から判断されるリスクをもつということである」と。 
というわけで、どうしても婚外自由恋愛を謳歌したい方は是非、これからはピースの綾部さんのように「熟女(出来れば60歳以上)にアグレッシブにGO」をお勧めいたします。

いずれにせよ、タスクフォースの今後の動向は注目です。

さてさて、今日の主題はFacebookでも紹介しました女性手帳よりも「ベルばら手帖」ですよ!
写真 (2).JPG

アラフォー以上の世代は
アニメからオンタイム、いやいや、週マ連載時からオンタイム
宝塚を初めて観たのが「ベルばら」!などなど
いずれにせよ小学生時代、胸を焦がした少女マンガの金字塔、ベルサイユのばら。

私は仕事でよく「仕事オンリーなバリキャリ女性」を表現するときに「オスカル」と呼ばせて頂いてましたが、手帖を読んで、ベルばらの単行本を再読して、「むむちが~う!」となったわけです。

オスカルのステキ☆ポイント
仕事は忠誠心をもって従事していますが、

決して大きいもの、長いものに流されたりはしない。
己の志のままに自分で考え、行動もブレない

と、非常に男前なのである。
小学生の私の記憶ではここが印象にありすぎました。
しかし、オスカルのステキ☆ポイントはそれだけではなかったのです。

男社会の組織で「女なんかの命令は聞けるか!」など反抗されても、
権力で屈服させるような男性的アプローチではなく、彼らの心情、環境に寄り添う姿勢と
真摯に向き合うアプローチ
で、反抗していた者たちを味方につけてしまうという柔軟さがキー。
うん。現代にも通じるではなかろうか。

そして、はずせないのは恋愛です。

湯山先生が指摘したオトナ再読ポイント手帖45Pを参照されたし。

「好きな男性に対して、自分から誘う」という、
現代の女性でもスマートに美しく振舞いづらい行為をしたかと思えば

やはり古今東西多くの女性が思わず望んでしまう
「男性から求められたい」願望をも満たすかのごとく

刹那、攻守交替して、アンドレに《コト》の主導権を渡す様はなんと美しいのか!

『自ら意思を持って愛した男性に、愛される幸せ』

・・・が如実に描かれているわけです。

うーん。すばらしい。
池田先生と湯山先生の対談の中に
「今の時代だったら軍に所属しながら育休を取って子どもを生むオスカルもアリだった」
とありますが、なるほど。それはぜひ、外伝として描いてもらいたい!!と思うのでした。

ん?この話題、ニッチで入って来れないという諸氏のために

ポイントは「男性脳、女性脳のほどよいバランスはオスカルに学んでみましょう!」
オスカル=男性脳のイメージは払拭して、今一度、再読をオススメ!ということです