リケジョレポート 第二弾 杉原由美子さん(仮名)その2

ではでは、その1に引き続き、その2をスタートです♪
■杉原さんは今後どのようなキャリア&ライフビジョンがありますか?
目標は研究職として働き続けること
 
杉原さんの身近に目標とする先輩はいらっしゃいますか?と聴くと
製品開発をしていて、子供も2人いて、社内での製品発表でも受賞している
10歳くらい年上の先輩がいるとのこと。
社内コンペは男女関係なく機会があるとのことで、切磋琢磨しあう環境が
あることでモチベーションは維持できるのかと思いました。
ただ、ずっと研究職でと思っているけれど
2歳の子どもがいる女性の方で、今はサポート的な仕事をしてる方もいる。
同じ仕事を同じスタイルでずっとやっていくのは難しいかもしれないが
それは、期間限定で、長いキャリアの中では仕事の内容が変わる
スタイルもアリだと思っているとのこと。
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■今後も働き続けるために今意識していることは?
同僚とのコミュニケーション
やはり、プライベートのことなどは、あらたまって時間を取って話すよりも
雑談の中でなんとなく話していく中で理解が深まるということです。 ■ご主人はどんな方ですか?
学生時代の友人がご主人の職場の同僚で、紹介によるご縁
家事も協力してくれているとのことで、「できる方がやる」というスタンス
夫か妻かどちらかに偏りが出ているわけでもなくバランスもとれているとのこと。
ただ、最初からそのようにバッチリなバランスだったというわけではなく、
結婚当初、ご主人が家事をしてくれていることに対して
「当たり前」となっていたことに気づき、してもらったことにきちんと
「感謝の気持ち」を伝えるようになったところ、家庭の空気が
居心地の良いものになったとのこと。
ご主人は、杉原さんに対して「働き続けてほしい」と思っているそうで
なぜ、そう思うかというと、ご主人にはお姉さんが2人いて、
小さなころから「これからの時代は男性も家事ができる必要がある」
と言われていたらしい
■結婚してライフスタイルで変わったことは?
相手がいるので、すべて自分の思った通りにできるわけではないが
 家事自体は半分半分になったので、ラクになった
 手段などで、どうしても嫌な時は、コミュニケーションをとって
 お互いに伝えるようにしている。基本、二人とも争うごとが好きではないので、
 平和的に解決しようと思っているスタンスが居心地がよいそうです。
 ■結婚後に自分が変わったことは?
・趣味のベリーダンスの時間が減った
   ・ご主人に時間を合わせるようになった
ご主人は「ベリーダンスに行っていいよ」とは言ってくれるが、杉原さんが
お休みの時は二人の時間を大切にしたいと思っているとのこと。
ご主人も飲み会を減らして、お互いの時間を取るようにしているという
ラブラブ夫婦です 

■趣味のベリーダンスについて聞かせてください!

入社してすぐの夏に始めた。理由は、長く続けられそうということと
   他の人があまりやっていないダンスだったから
ご主人は、発表会とかに来てくれたあとは結構ダンスに対して
厳しい意見を言ってくださるそういわゆる、ダメ出しですね。
ベリーダンスは、ご主人の会社の人でもやっている人がいて、
お互いのネットワークにも良い影響を与えている。
どのように、趣味の時間を確保するかについては、
優先順位をちゃんとつけることが大事とのことで
「今は家庭を第一、空いた時間でダンスです!」
物腰はとってもやわらかい杉原さんですが、自分の大切なものがしっかり
明確で、自分の中の軸がブレない強さは持ってるなあと思いました。
その、自分の中の大切なものを何かに流されて犠牲にしない力は
どうやってついたの?という問いには
「とても仲の良い実姉の影響かな?」とのことでした。、
お姉さまにいろんな相談をすると、解決を与えてくれるというよりは
ちゃんと「自分で考えるように」というアプローチを受けてきた。
「それにより人に流されることがなくなった」、、、と。
「今、自分にとって何が大切なのか」を
常に自分で判断できるチカラを持つ人は幸せである。
インタビューを通じて感じたことはこの一言に尽きます。
これって、自分とちゃんと対話できているか否かで変わる。
難しいことではなく、誰もが手に入れられるチカラ、なんですよね。