自分の”頭”に投資する

いつもありがとうございます、キヨです。
経理担当として、今回は「金融リテラシー」を上げる一冊をご紹介します。

私自身も20年前に出逢ったこの本で、「お金に対する考え方」が一変しました。
全世界で3,000万部を突破し、未だに売れ続けている「お金のバイブル」です。

本日の一冊 : 『金持ち父さん 貧乏父さん』 ロバート・キヨサキ 著


巻頭の著者の言葉です。

お金は力だ。だが、それよりも強いのはお金に関する教育だ。
お金はふところから出たり入ったりするが、教育を受けてお金がどのように働くか、
その仕組みをマスターすれば、お金に働かせて富を築くことができる。
前向きの考え方というのは人生哲学としてはすばらしいが、それだけではうまくいかないのは、
多くの人が学校に行って教育を受けているにもかかわらず、
お金がどのように働くかについてはまったく習わないからだ。
そういう人は一生、お金のために働くことになる。

 

どんな職種、仕事、立場でも、まずは“言葉を覚えること”から始まります。
業界用語、専門用語を覚え、仕事の流れを知ることでスタートが切れます。

お金も同じで、まずは金融の言葉(リテラシー)を覚えることからです。

そして、稼いだお金の流れ(キャッシュフロー)を知ることからスタートです。

この本は2つの章(6つの教え・3つの実践)で構成され、お金の流れを学べます。

第一の教え:金持ちはお金のためには働かない
第二の教え:お金の流れの読み方を学ぶ
第三の教え:自分のビジネスを持つ
第四の教え:会社を作って節税する
第五の教え:金持ちはお金を作り出す
第六の教え:お金のためでなく学ぶために働く

実践その一:まず五つの障害を乗り越えよう
実践その二:スタートを切るための十のステップ
実践その三:具体的な行動を始めるためのヒント

本の副題にはこうあります、「アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」と。
言い得て妙、まさにこの本は「お金の哲学書」だと私も思っています。

そして、巻末の著者の言葉です。

あなたは二つの貴重な贈り物を手にしている。それは頭と時間だ。
その二つを使って何をするかは完全にあなたの自由だ。

お金を手にするたび思い出してほしい、
あなたの運命を決定するのはあなた以外のだれでもないことを。

お金を手にしたとき、何も考えずにくだらないことにそれを使ってしまうのは
「貧乏になる道」を選ぶことを意味する。

ローンで家や車を買って負債を増やすためにそのお金を使うのは、
「中流階級への道」を選ぶことを意味する。

お金を自分の頭に投資し、資産の獲得のしかたを学ぼうとする人は、
自分の目標、未来の自分の姿として「金持ちになる道」を選んだ人だ。

どの道を選択するかは、ほかのだれでもない、あなたが決める。

毎日お金を使うたび、あなたは金持ちになるか、中流階級をめざすか、貧乏のままで一生を終えるか、その選択をしているのだ。

では、自分は日々何を選択し、どうお金の流れをつくればよいのか?
まず思い描く“豊かな生活”を実現するための、“資産のつくり方“の知識を得る。
その知識から行動を起こし、着実に自分のつくった流れで資産を築いていく。
その成果により“経済的自由を手に入れる”、人生の指南書ともいえる名著です。

お問い合わせ

各種研修・コンサルティングのご依頼を承っております。
ぜひお気軽にご相談ください。