アン・サリバンも「奇跡の人」である【Woomaxブログ】

「見えない」「聞こえない」「話せない」の三重苦を克服し、
「奇跡の人」として知られるヘレン・ケラーの家庭教師、アン・サリバン先生ご自身も
視覚の障がいがあったことをご存知でしょうか?

幼少期の病気により、視覚が不自由だったサリバン先生

アル中の父親のモラハラ、経済DVにより無理をした母親は病死
父は育児放棄の末失踪したので弟と共に施設に引き取られるも、弟も病死、

という過酷な現実に、気力を無くして病に伏していた際に看護師の献身により
「勉強したい」と一念発起し、盲学校を首席卒業したあと、
すぐにケラー家に家庭教師として雇われたという

サリバン先生が水を流しながら指文字でヘレンの手のひらに「Water 」と何度も綴り、
ヘレンが手のひらで感じる「水」が、言葉としての「Water」であると、、
つまり、具体的な状況の中のある要素と言葉を関連付けることができると学んだ瞬間

これが、かの有名な「Water」です

実は、これ、サリバン先生とヘレン・ケラー、二人の出会いから、
わずか1か月後のことといわれています。

この時、わずか20歳だったサリバン先生。(ヘレンは7歳)

幼少の時に貧困且つ過酷な状況の自分自身を哀れんで思考停止するという選択をせず
「失敗したら初めからやり直せばいい」と胸に刻みながら強く成長してきた彼女だからこそ
ヘレンを「Water」の理解に導くという奇跡を成し得たのだろうと思います。

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