研修を受けたあとに行動ができなかった理由
おはようございます!
浅沼です。
最近、寒暖差が出てきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、私は普段『研修をする側』ではなく『研修を受ける側』に回ることが多いのですが、そこでいつも悩むことがありました。
もしかしたら、あなたにも「あるある!!」と共感していただけるかも知れないと思って書きます。
受けた直後のエネルギー
私は少し前まで、研修やセミナーを受けたあとに悩んでいたことがありました。
受けた直後はほとんどの場合
「とても良い内容だった!!すぐに活かすぞ!!!」
と気合が入ります。
しかし!
1日も経つと、徐々にそのエネルギーが減っていくことに気が付きます。
もちろん、すぐに活かせる内容で、やった方が良いに決まっていることです。
ただ、なかなか行動に移せなかったのです。
「なぜだろう?」
と思っていると、“人間は良くも悪くも変化を嫌う生き物だ”という話に触れる機会がありました。
たしかに、今まで通りに過ごしていれば、どうなるか予測できるので安心ですよね。
しかし、今までの行動を変えようとすれば、新しいことなのでどうなるか予測が不可能です。
そのため、かなり大きな不安が伴う。との事なのです。
それを知り、私は自分の中に2つの不安な気持ちがあることに気がつきました。
なぜ2つの不安があるのか?
それは
「やって上手くいかなかったらどうしよう」
「やって上手くいっちゃったらどうしよう」
という気持ちです。
前者の場合は、もしやってダメなら自分に言い訳ができなくなります。
というのも、実践していなければ「実践していないのだから、できなくて当たり前だよね」と言い訳ができます。
しかし、実践してできなかった時のことを想像すると「こんなに良い手法を試したのにできなかったら自分がダメだというレッテルを貼られる」と思ってしまうのです。
要は『取り入れてみてダメだった時』が怖いのです。
一方で、後者の場合は『上手くいってしまった自分が想像できない』というのが怖いのです。
これまでと違うことをするというのは、少なからず生活や行動が変わるわけですから、未知の世界だということです。
原因と解決法
実は私の場合、最近ですが、両者ともに共通する原因と解決する方法を見つけました。
原因は
『自己肯定感が低い』
ということでした。
自己肯定感が低いと「自分なんかが上手くいくはずがない」と思ってしまいます。
となると、失敗したら「やっぱりな」と思い、成功したら「自分が成功するなんておかしい」という思考になるのです。
これが自己肯定感が高い場合、失敗した時には「失敗するなんて自分らしくないな、次だ次!」成功したら「やっぱり成功した!」となるのです。
私がこの思考を試したところ、少しずつではありますが、研修を受けた直後に行動ができるようになってきています。
『自己肯定感』という言葉を耳にする機会が最近になって増えたように思います。
特に書店に置かれている本によく使われているな、と感じています。
それだけ悩んでいる人が多いという事なのでしょう。
他者からの評価に依存するのではなく、『どんな自分でありたいか』をしっかりとイメージし、描くことができれば、自己肯定感が上がっていき、積極的に行動に移せる機会が増えると感じています。
編集後記
もちろん失敗した時は、反省するべきところは反省しなければなりません。
その際は「性格」ではなく「行動」だけを反省できれば、自己肯定感は下げずに済むと思います!!
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