”新型”夫在宅ストレス症候群(*‘∀‘)

先週から、全国的に組織も個人も新型コロナウィルス感染対策を余儀なくされていますが
組織が行う感染予防対策の一つに在宅勤務があります。

今日は、それが、なんと、新たな課題をあぶりだしているというお話です。
それは、夫在宅ストレス症候群(Wiki)

以前、上沼恵美子さんが「夫源病」であるといったニュースが話題になったと思いますが
もともとは定年後、夫が常に家にいることを妻がストレスに感じ
心身に異常をきたす場合もあることを指します。
昨今の働き方改革で、テレワーク(在宅勤務)が多く取り入れられるようになった家庭、
※特に、今回の新型コロナ対策で
夫は在宅勤務、妻は職種の関係上出勤せねばならないといった場合などに起ち顕れてきました。

①「僕は社命で在宅でもずっと仕事しなきゃならないの。外に出たらNGだから買い物してきてよ」
②「僕が昼に食べるもの用意してから出勤してね」
③「お帰り。リビング汚れていたよ。仕方ないから、今日、僕が掃除しておいたよ」

なかなか無防備な発言の連発ですが、複数の方から聴いた実話です。

「普段、仕事で神経をすり減らしている反動から、家庭では気が抜けてしまう。」
という名分のもと、家庭で繰り広げられがちな展開なのかもしれません。

ま、当たり前ですが、基本上記を言われて~の、妻の反射的反応は

①⇒(はぁ?じゃあ、ネットスーパーでも使って受け取ってよ!)
②⇒(子どもかよ!自分の分は自分で作れよ!何なら夜も、私の分を作っても罰は当たらん!)
③⇒(え。何?文句?仕方ないって?自分の家でもあるよね?)

となり、そのまま喧嘩に発展する場合は、まあ、お互い様です。
言いたいことが言い合えて「ストレス発散になったね(おしまい)」となるのですが、
妻側が反射で反応した気持ちを持続させたまま黙ってしまうと
ルサンチマンに変化し、夫が在宅する=ストレスになってしまうというカラクリ。

これが、”新型”夫在宅ストレス症候群”ともいえましょう。

マンガでわかる心療内科で有名なゆうきゆう先生が
マイナビウーマンで「主人在宅ストレス症候群」チェック表を出していました。
※以下引用

□趣味がない
□友人が少ない、いても夫の愚痴は話せない
□夫のいる休日が苦痛だ
□夫婦ではあるが、夫は自分の味方ではないと感じる
□家事の途中でも夫に呼ばれると行かなくてはいけないと感じる
□夫がいるときの食事は「ちゃんとしたもの」でなくてはならない
□夫は家事ができない、ほとんど家のことを手伝わない
□夫の気分を害さないように気を使うことが多い
□夫が間違っていると思ってもほとんど反論できない
□自分が出かけると夫が不機嫌になるので外出がおっくうになっている
□夫に提案やお願いがあっても拒絶や否定が怖くて言い出せない
□日々夫の要求に備えて食事や家のことなどを先回りして準備している

5個以上当てはまった人は……「主人在宅ストレス症候群」の可能性あり!

とのこと、対処法は、元の記事をご参照ください。

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4)の解決策は、文中にあるように、夫側も妻側も「ええ~~~」と思う方がいるかもしれませんが、
要は自分の選択を自分だけは認めてあげられると、驚くほど気持ちは安定していくものということをいかに体感するかなので、自分の気持ちを自分でじっくり聴いて「そんなこと思ったらダメ!」と思わず脳内で「そうだよねえ」と自分の思いに共感することなんだと思います(*‘∀‘)